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「ガトーショコラ」
ロケストとノブヒェン窯て焼いた、とびっきり美味しいガトーショコラ。

「ガトーショコラ」_b0169869_15375243.jpg



私は、パンと同じように、ケーキも焚き火で焼く。

そう話すと必ず驚かれる。
でも、そんなに不思議なことなのかなぁ。
私にとっては当たり前のことなんだけど・・

ただ、焚き火でケーキを焼く道具は、次第に進化している。

最初に使ったのは、ダッチオーブン
正直何も考えずに、焚き火で作るオーブン料理は、これを使わないと出来ないと思っていた。
もちろん、これを使えば美味しいケーキもパンも焼ける。
でも使っているうちに、せっかく良い感じに置いた蓋の上の薪や炭を退かす作業と、
新たに良い感じに戻す作業の繰り返しに不便さを感じた。


そんな様子を見て、しまね自然の学校の代表で
ベロニカの会のスーパーバイザーの岡野さんが作ってくださったのが、鉄のパン焼き窯
これはとても画期的で、機能性に優れ、また燃料も少なくてすんだ。
なんといっても、いちいち蓋の上の燃料を動かさずに、扉を開けて中の様子を確かめることができる。
しかも窯の中の温度が、中を確かめたからといって大きく変わることもない。
そして、いっぺんにいくつものケーキを焼くことができる。



そして去年・・
参加した子どもたちと、山の天辺でガトーショコラを焼く機会があった。

使った道具は、ロケストとノブヒェン窯。
燃料にしたのは、山の天辺で子どもらが集めた松ぼっくりと小枝。

まず、ケーキの底に熱が強くあたることを考えて、窯の皿に乾いた瓦を敷いて
ケーキ型の底にはクッキングシートを3枚敷いて、アルミ箔で蓋をして焼く。

松ぼっくりと小枝の焔は、ゆっくりじんわりとケーキを優しく焼いていく。
生地が型からこぼれることもなく、窯の中でふんわり大きく膨らむ。

ケーキが大きく膨らんで固まってきたら、蓋のアルミ箔をとって
さらに弱火で焼いていく。

焼けたケーキの真ん中を、そっと串でさして生地がつかなかったら
そのまま風の吹くところで休ませる。

松ぼっくりと小枝の わずかな燃料で、とびっきり美味しいガトーショコラが焼けた。


私は、この山の天辺で子どもたちとガトーショコラを焼いた日から、
ケーキを焼く道具は、ロケストとノブヒェン窯と決めた。

優しい焔で焼いたケーキは、ほっぺが落ちそうなくらい美味しい。。
そして、やっぱり美味しいものを作るには、良い道具が必要だ。






Top▲ by veronica-t | 2012-08-08 00:45 | 焔のある暮らし | Comments(0)
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