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去年の今ごろ、焚き火小屋に竹が活けられていた。
![]() ![]() 大きな瓶に活けられた竹は、さらさらと音をたて、 その木漏れ日は、訪れる人の心を和ましてくれた。 この竹を里山から持ち帰り、 活けられたのは、しまね自然の学校の代表。 切った竹は、下から水を吸い上げない。 代表は、上の方の葉のあるところの節だけを抜き、 数メートルの高さになる、竹の上から毎日のように水を注がれた。 そしてこの竹は、 焚き火小屋で何週間も青々としていた。 ![]() 私は、焚き火小屋の風景のなかで、この竹のある風景が一番気に入っている。 - 竹のある暮らし - 幼きころ、竹はとても大切にされていました。 うちの山には竹がなく、祖父は何度も竹の根をつかせようとしたそうです。 しかし、竹は根を張ることはありませんでした。 竹は、いろいろな道具になり、稲を干す「はで」としてとても貴重で、洗濯ものを干す「竹竿」として生活に欠かせないものでした。 「はで」にする竹は、稲の重みに耐えるよう数年に一度新しいものにかえていたそうです。 山に竹の生えない我が家は、お金を出して買っていたといいます。 「竹竿」は、谷にある家は日のあたる畑まで、長い竹竿を数百メートル担いで持って出ていました。 谷は川に沿って曲がりくねっていて、すぐそばの家に当たらないように、母親たちは器用に担いでいました。 小学校の4年生くらいになると、母たちのように竹竿を担いでみたくて、朝夕のどちらかをやらせてもらっていました。 毎日、2・3本の竹竿を、朝持って出て、夕方家に持ち帰る。 畑にそのまま置いて帰らない・・それだけ大切にされていました。 数年前に初めて、うちの山に竹が根を張ったのを知りました。 あんなに根付けをしても付かなかった竹が、邪魔もの扱いされるようになった今、どんどん広がってきています。 でも・・ ![]() 竹もどことなく細く、茶色くなってきている・・。 車から見える風景でも、山の木々の新緑の中で、ひときわ竹が黄色くなっていくのがよくわかる。 リンク先の知人のブログに、数十年に一度、竹は花を咲かせ枯れると書いてあった・・。 竹が一斉に枯れる・・ 焚き火小屋に、あの青竹があるだけで、心地良い風が流れた・・。 代表が作られる、今の暮らしに合うようデザインされた竹細工でいただく、 心豊かな食事の時間・・。 竹が大切なものから、邪魔なものになったのは、 わたしたちの暮らしが変わったから・・ なぜか枯れていく竹に、 去年のあの焚き火小屋の竹のある風景と、 竹が大切にされていた幼き日々を、懐かしく思い出していた。 ・・・・・・・ 今年は採れる筍の数も少なく、大きさもとても小ぶりでした。 出雲地方では、餅や団子を、笹の葉を数枚使い、綺麗に巻いた「笹巻」があります。 「笹巻」を茹で、風通しの良い日陰の軒下に干し、それを保存食にして食べていました。 今年は、「笹巻」にする笹も無いのでは・・と言われています。 母の記憶に、昔、笹がない年があり、「笹巻」が作れなかったことがあったそうです。 大家族の我が家に、保存食が無い・・それは大変なことだったようです。 Top▲
by veronica-t
| 2010-05-14 23:32
| 里山
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Comments(4)
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『焚き火小屋に竹!』
写真見て想像しただけでかっこいい 幼い頃の夏、本家に泊まりに行くと(実家の隣なんだけど)納戸でおじさん、おばさんと寝た 納戸には蚊帳が吊るされ窓を全開にして寝た 納戸の戸を開けると竹藪が… あの『さらさら~』の音が心地良かった あぁtaeさんの日記を読むといつも小さい頃を思い出す 懐かしい…
ゆいままさん、おはよ♪
今、娘を送って行って、一休みしたところです。 また、早起きして弁当作りが始まるんだよね。 でも、車から見える朝の風景は、とっても気持ち良いです。 この風景を娘と一緒に見れるから、それだけでも嬉しいですけど・・ 早起きは辛い・・(笑) ねっ、さらさらって音、良いですよね〜。 今朝、思い出したけど、「七夕」の歌の最初に出てくるくらいだものね。(笑) >あぁtaeさんの日記を読むといつも小さい頃を思い出す そういえば、よくコメントに私もって書いてくださってますよね。。 私たちの世代くらいまでですかね〜 こんな心豊かな暮らしをしていたのは・・。 本当は、もっと、こういうことを子どもらに伝えていきたかったなと思います。 焚き火小屋の竹・・とっても素敵でした。 ほんと、かっこよかったです! 竹の前には、満開の桜が活けらていました。 それもとっても大きな枝で、それはそれは、とても華やかでした。 また機会があれば、写真をアップしたいと思います。 お楽しみに。。
こんにちは。
なるほど、伐られた竹は水を揚げないのですね。 七夕の竹はいつも、翌朝には葉が丸まっていました。 可哀相なことをしました。 生家に孟宗の竹やぶがありました。筍も採ったし、竹材も利用しました。 地震がきたら、根がはられて地割れのない竹やぶに逃げるようにと 言い伝えられてもいました。竹って、すごいね。 竹の花は稲に似ているのよね。60年に一度しか咲かないそうだけれど、 咲いたら本当に、すっぱりといさぎよく、全部枯れてしまいました。 こちらにも、「笹だんご」や「ちまき」があるけど、近いのかな? ちまきは笹の葉にもち米を包んで蒸した三角で、きなこ砂糖で食べるの。 旧暦の節句につくります。
草子さん、おはようございます。
そうそう、七夕の竹ね・・すぐに丸まってた。。 私の子どものころは、短冊をつけた竹は、翌日の朝に斐伊川の砂浜にさして帰りました。 あちこちの子ども会も、同じように川縁の砂浜にさしてたから、土手から下を眺めると、綺麗に飾られた竹で華やかでした。 雨が降ると川の水かさが増して、やがてそれは流されていくんですけど、当時子どもだから、そうやって願いごとを叶うものだと信じてましたっけ。。(笑) 今では、環境とかゴミのこととかで、川に持っていくことはできませんけどね・・なんだかちょっと寂しい気もします。(苦笑) 草子さんは、竹が全部枯れたのを見られたんですね・・。 私初めて目にします。あの竹が無い風景ってどんなんだろう・・。 「笹巻」は、こちらの方は団子(餅)に串を差してて、砂糖醤油でいただきます。 今では、大根おろしやきな粉などもつけて食べますよ。 同じ島根でも、東部のここらはそうですけど、西部になると団子の中に餡を入れると、本業で石見がお里というおばあちゃんから聞きました。 端午の節句のころに作って食べていますよ。
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