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過ぎゆく年に感謝して・・
毎年大晦日に、家の裏山とは違う谷へ入ります。
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この山の少し入ったところに、家のお墓があり、
今年も何事もなく無事に過ごせたことへの感謝の気持ちを込めて、
過ぎ行く年の最後に掃除をします。

子どものころ、この先の洞窟に、兄と二人で探検したことがあります。
裏山とは違う風がこの谷には吹いていて、不思議な面白いところもたくさんありました。
山は身近な遊び場で、毎日遊んでいても飽きることはありませんでした。

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杉と竹で覆われているこの坂には、特別な思い出があります。
もともと急な斜面だったこの坂を、
祖父が、毎日お弁当を持って出かけて行き、ひとりで階段を作ったのです。

明治生まれの祖父は、幼い私には近寄りがたい存在でした。
ある日、祖父がいるからと、この山にひとりで遊びに入ったときのことです。
ちょうど斜面に座り休憩をしていた祖父が、山を駆け登ってくる私の姿に気づき
「おおー、来たかー」と、にっこり微笑んでくれました。

そして祖父は、今までの作業の様子や、これからどうするかを、
幼い私に丁寧に詳しく話してくれました。
口数が少ない祖父が、小さな私にきちんと話してくれたこと、
邪魔にせず喜んで迎えてくれたことが、本当に嬉しかった。。
今でも、その日のことをはっきりと覚えています。

あれから数十年、階段は雨風で崩れていきました。
今では、山の木々の根っこが、祖父が作った階段の形にのびて、
その役割をしてくれています。

今でも、あの日聞いた、祖父の山への思いを忘れることができなくて、
いつもこの斜面も掃除し、あのころの階段の姿を残すようにしています。


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掃除が終わり山を下りるころには、
朝から降り出した雪が積もって、辺り一面真っ白です。

この山には、途中、椎茸栽培をされている斜面があります。
とても綺麗に手入れされていて、ここまで下りてくるとホッとします。



・・・・・・・・・・・・・・・・

今年も、たくさんの方と出会えて、
ブログを通して知り合うことができたこと、
そして、いろいろなことも教えていただいた一年でした。
ありがとうございます。。

来年も、みなさまにとって・・
我が家にとっても・・
良い年になりますように。。

どうぞ、良い年をお迎えください。。
Top▲ by veronica-t | 2010-12-31 12:17 | 里山 | Comments(2)
冬野菜で賑わう畑
今年も残すところ、あとわずか・・
畑の作物にとって、百姓にとっても、今年一年はとても大変な年でした。
いえ、もしかしたら、これからもそうかもしれない。

先が見えないから不安なこともあり、
でも、しっかり大地に根づき育ってくれる作物を見れば、そんなことも忘れて
今夜の晩ご飯のことを考えてしまう私です。


畑は、冬野菜でとても賑やかです。
どれも美味しそうです。

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ブロッコリー
脇芽が、ゆっくり生えてきています。
ブロッコリーは、スープやサラダやいろいろな料理に使えて、美味しく、緑も鮮やかです。

子どもの好きな食べ方は、軽く油で炒めてマヨネーズで味付けしたもの。
たくさんブロッコリーを持ち帰っても、あっという間になくなります。
隠し味程度の醤油もお忘れなく。



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キャベツ
虫に食われた外側の葉の奥から、やわらかな葉が育っていました。
キャベツも、いろいろな料理に使えて重宝します。

今年は我が家でも「たこ焼き」を焼くようになり、
明石の親戚からいただいたタコを、贅沢に入れて食べています。



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大根
大きく育った大根の隣には、後から植えた大根が少しずつ大きくなっています。
今夜あたり、「おでん」なんて良いかもしれませんね。

そしてサラダといえば、「大根サラダ」。
大根とキャベツ、あれば人参も、細く千切りにして、かるく塩もみしておきます。
少ししんなりしてきたら、マヨネーズと塩こしょう、マスタードで味付けを・・。
ハムや卵を入れても美味しいですよ。
私は、かつおぶしをたっぷりいれますけど・・、このときはマスタードではなく、
醤油をチョピッと滴らします。
ぜひ、食べてみてください。



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ほうれん草
鉄分不足の補充に、せっせと食べています。

ほうれん草も、いろいろな料理に使えますが、
今ハマっているのが、母の作るもの。
茹でたほうれん草に、油を切ったシーチキンを入れて、出汁醤油で和える食べるだけ。
ほうれん草だけ食べるより、美味しいですよ。



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かぶ
寒い冬の日、あったかな蕪のみそ汁が何よりのご馳走です。
炒めた蕪も、とっても美味しいですよ。



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赤かぶ
葉も一緒に、細く刻んだり細かく刻んで塩漬けにします。

あっつ熱の白ご飯に、赤蕪の塩漬けしたものをのせて、
生姜をすって、かるく醤油を滴らして食べると、
いくらでもご飯が進みます。
・・食べ過ぎにご注意を・・



今年も、この環境に、畑に、作物に、
そして、野良仕事してくれる母に感謝して、
野菜を美味しくいただきました。

来年もどうぞ、食いしん坊をよろしく。。
Top▲ by veronica-t | 2010-12-29 05:47 | 野良仕事 | Comments(4)
人との関わり・・温かな時間
毎月必ず呼んでくださるご夫婦のところに
お伺いするようになって、はや5年。

からだが不自由なご主人を、奥さんが内職をしながら介護をされてます。
子どもさんも、私と同年代の方がいらっしゃるのですが、
それぞれ仕事や家庭があり、もう何年も帰郷されていないそうです。

そこでは、ご主人のカットが終わるころになると、奥さんがお茶を入れて
待っていてくださいます。

小さなテーブルをはさんで、
お菓子を一緒に食べて「美味しいね」って言いながら、
言語障害のあるご主人も、楽しそうに話をしてくださいます。

こんな温かな時間をいただけたことに・・
また今年も、たくさんのみなさんと出会えたことに感謝です。



・・・・・・・・・・・・
訪問美容師の仕事に年末年始はありません。
そうぞ、お気軽に声をかけてくださいませ。。


Top▲ by veronica-t | 2010-12-26 23:46 | 本業は訪問美容師 | Comments(0)
煉瓦が家にやって来た
いよいよ注文した煉瓦を発送してもらうことになりました。

今回購入したのは、
煉瓦ひとやま320個 + 耐火モルタル25kg入り4袋 + 堅炭2袋。

煉瓦は木枠の台に乗せたまま、運送会社に運んでもらうことになりました。
実は発送してもらう前に、こちらに着いてからどうするかを、
あらかじめ決めておいた方が良いようです。

なぜかというと、煉瓦屋さんにはリフトがあるので、
重い煉瓦の山を、ヒョイっと運送会社トラックの荷台に乗せることができますが、
こちらにはリフトがないので、自分たちで煉瓦を手でひとつひとつ下ろすことになるそうです。

そんな作業は、あの大きな石を運んだことを思えば簡単なんだけど
師走の運送会社さん、それはそれは忙しく、悠長に下ろすなんてことはできません。
しかも、煉瓦はnatsuさんと二人分、下ろす場所も二ヶ所。

そのことにnatsuさんが気付いてくれて、ふじた屋さんもいろいろ考えてくださって、
そして嬉しいことに、natsuさんのご主人が夜に運送会社に着いた煉瓦を、
トラックに乗せて持ち帰ってくださいました。   ・・ありがとうございます・・


その夜に、natsuさんの煉瓦は下ろされて、
残りを次の日に、我が家まで運ぶことにしました。

翌日はとても風の強く、助手席に長女を乗せて煉瓦の様子を見てもらいながら
ゆっくり谷を入っていきます。

突然、あともう少しで我が家という坂道で、煉瓦が横に揺れ始めました。
しばらく揺れが収まるのを待って、ゆっくり走り何とか無事に家に到着。

庭に着くと、みんなで煉瓦を下ろしました。
それが、なぜか子どもも私も無言・・そして機敏。
なんだか笑える。
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仮の場所に積まれていく煉瓦は、それだけでとても綺麗です。

「私、母さんのシンプルパンを、はやく食べたい!」

そうそう、そうなんだよね。。
一日も早く、パンを焼く環境を作りたいけれど・・
今の収入から、他の材料を少しずつ揃えながら作業を始めることにします。

パンが焼ける環境を・・ 焔のある暮らしを・・ 
子どもらが巣立っていく前までに。

よっし、頑張ろ!!
Top▲ by veronica-t | 2010-12-23 23:45 | 焔のある暮らし | Comments(0)
ほぐす
年末に入って、新規のお客様を紹介していただくことが多くなりました。
そのお客様の中に、寝たきりになって美容室に行けず、
髪を切られなくなった おばあちゃんがいらっしゃいました。

その長くなった髪は、頭を動かされるたびに顔にかかり、
両手がご不自由なので、それを払うこともできず・・
枕があたる後ろ髪は、‘石ころ’のように固く絡み合っていて
その髪に触られるだけで、とても痛いそうです。

在宅介護でシャンプーをされいても、時間が決まっているので、
髪をほぐすことは出来ず、ただ‘石ころ’の上から撫でるだけ・・。

思いあまって家族さんが、'絡み合った髪がなくなる、
地肌から1cmのところで切ろうとされたそうです。
でも、おばあちゃんが嫌がられて、そのままにされていました。


初めてお会いしたおばあちゃんの表情は、暗くほとんど無表情です。

長時間になるので、いつものように、ベットに横になったままの
楽な姿勢でお手入れをさせてもらうことにしました。

絡み合って固くなったところに、そっと櫛を入れて、手でほぐしながら、カットするのですが、
長いことそのままになった髪は、なかなかほぐれてくれません。

次第に髪がほぐれてくると、おばあちゃんの表情も和らいで明るくなってきました。


髪をとかしながらのカットは、1時間。

ずっと同じ姿勢でのカットで、とっても腰が痛かったけれど・・
しばらく腰が伸びず、おかしな恰好でしか歩けなかったけれど・・

嬉しそうな おばあちゃんの笑顔に会えて良かった。。


この年末、もっと訪問美容師の存在を知ってもらおうと、
久しぶりに、手作りのチラシを配りながらお伺いしています。

これからも、たくさんの笑顔に会えますように。。
Top▲ by veronica-t | 2010-12-23 02:27 | 本業は訪問美容師 | Comments(4)
焔のある時間
先日の日曜日、今年最後のワークショップをしました。
この日も、親子で「リース作り」をしていただきました。

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お母さんと一緒のリース作りは、とても嬉しそう。
女の子の笑顔が、とっても素敵で印象的でした。



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お母さんと女の子、それぞれ我が家のとプレゼント用と、二つのリース作りです。
女の子は園児さんですが、とても真剣な眼差しで、最後までひとりで作りました。



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「これ!」と、姉弟で差し出す木の実は違っても
お母さんは上手い具合につけてくれます。



親子で過ごす心地良い豊かな時間・・
この時間を、記憶の片隅にでも覚えていてくれたら良いな。。





そして、
親子でリースを作られる間に・・
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「鉄のパン焼き窯」では、
ガトーショコラが膨らんでいます。

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北風のあたるところで、ゆっくり冷まして、
カットしたらお皿に並べます。
庭に生えているミントを添えて・・美味しそうです。


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かまどの蒸篭の中には、
畑から収穫した野菜が、熱々に・・

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チーズをたっぷりつけて食べる
チーズフォンデュになりました。


「焔のある暮らし」だからといって、昔の暮らしに戻らなくても・・
かまどや炉、昔の道具を使って、
今の私たちの暮らしに、デザインしなおせば良いと思います。
何もかしこまったことをしなくても、
いつもの暮らしの時間に、ちょっとだけ「焔のある暮らし」をプラスすれば、
それまで見えなかった大切なものが、見えてくるかもしれませんね。

冬の合間の晴れた日・・焚き火小屋からは楽しい笑い声が聞こえていました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年も、ベロニカの会のワークショップに訪れてくださって、ありがとうございました。

ワークショップを通して、人の暮らしにとって大切なものや
「焔のある時間」の心地良さを、みなさまと分かち合えたこの一年、
とても楽しく、そしていろいろなことを教えていただきました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

来年の「大切な1組のワークショップ」は、3月からです。
ご予約は、2月からお承けいたします。



Top▲ by veronica-t | 2010-12-14 03:12 | workshop | Comments(6)
冬の焚き火小屋で、もの作り
冬の季節になると思い出す、懐かしい光景は
一段落した野良仕事の合間の手仕事をする姿です。

野良仕事で使った道具を手入れしたり・・
山に入って、薪にする木々や小枝を集めたり・・
家族の服のほころびを直したり・・
稲藁で、縄を編んだり・・
掘り炬燵座って編み物をしたり・・

今では、その姿も見かけなくなりました。

あのゆったりと時が流れる心地良さを感じていただきたくて
この日のワークショップは「冬の焚き火小屋での、もの作り」をしていただきました。



- 木の実のリース作り -

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この日のお客様は、可愛らしいちびっことお母さん。
山の木の実を使って、クリスマスに飾るリース作りです。

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どこにつけようか〜?
ここ!

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お母さんと一緒にリース作りです。
とても楽しそうです。

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どうでしょう。。
とても素敵なリースが出来上がりました!





- 竹の箸作り -
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私たちの子どものころまでは、
竹は、稲を干す「はで」に使われたり、
洗濯物を干す竿や、畑の作物を植えた目印や杭、竹細工など
私たちの身近な暮らしに役立つ貴重なものでした。

それが今では竹に代わるものが出始めて、
竹細工も輸入物が安く手に入るようになり、
手入れをしない山では、竹は邪魔なものでしかありません。

その竹に着目されて、今の暮らしにあったデザインの竹細工や
燃料への使い道を考えていらっしゃる、しまね自然の学校の代表
子どもにもできる箸作りを教えていただきました。

ナイフを巧みに使って竹を削られる代表の手に、みんな釘付けです。


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今回は、ちびっこにも出来るようにと
ある程度まで作ったものを用意してくださいました。

その箸を、荒いサンドペーパーで仕上げていきます。

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ナイフで削ってみる子も・・。
削り終わったところで、ホッ。
細く削れた竹を見て、とても嬉しそうでした。




この日は、竹の箸もリースも、あと少しで完成というところまで準備してくださいました。

それは、この日が午後からだったことと、
また、こうした手仕事を、今では大人もしません。
それを小さな子どもに、最初からというのは難しいものです。
この日は「出来た!」という、その気持ちを大切にしていただきました。

そして、もの作りの素材が、身近にたくさんあるということを
子どもたち、そして大人も気付いてほしいなと思います。



・・追記・・
先日、竹の箸作りをして、「僕の箸」と喜んで持ち帰った子どもさんが、
次の日からずっと、その箸で給食を食べているそうです。
「僕の箸」・・この輪が少しでも広がってくれればと思います。

なお、ベロニカの会のワークショップで、代表に教えていただく「竹の箸つくり」は、今回のみです。
竹の箸・スプーン・フォーク作りを希望される方は、しまね自然の学校へお問い合わせください。

・・・・・・・・
しまね自然の学校の代表さま、
子どもらの気持ちを大切に思って、今回引き受けてくださってありがとうございました。









Top▲ by veronica-t | 2010-12-13 23:54 | workshop | Comments(2)
小さなシンプルパン
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焚き火小屋の鉄のパン焼き窯が新しく生まれ変わるまで・・
もうしばらくパンが焼けそうなので、小さなシンプルパンを焼かせていただきました。

小さなパンの生地は、手の中にすっぽり入るほど小さく
それを何個も作って並べます。





「大切な1組のワークショップ」で、
焚き火小屋に訪れてくださる可愛らしいお客様へ・・

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炉の熾火を囲んで食べていただく
チーズフォンデュ用の小さなシンプルパンを焼けました。

この小さなシンプルパンを、食べやすい大きさにカットして、
かまどの蒸篭でゆっくり蒸した、美味しい野菜と一緒にどうぞ。。。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11日と12日の「大切な1組のワークショップ」のお客様へ・・

今回のワークショップでは、
山の木の実を使ったリース作りと竹の箸作りを予定しています。
焚き火の焔から、少し離れた作業になりますので、
どうか温かい恰好でいらしてください。






Top▲ by veronica-t | 2010-12-10 23:58 | 焚き火小屋から | Comments(6)
煉瓦の街へ
今朝、急に冷え込んだと思ったら、朝から雪おこしの雷が鳴っています。
今日は、「かまど」と「パン焼き窯」に使う耐火煉瓦を探しに、「煉瓦の街」に出かける予定です。

「煉瓦の街」とは・・
同じ中国地方の岡山県の備前。
耐火煉瓦のことを探して見つけたお店「ふじた屋」さんが、ここ備前にあったのです。

以前、本業で使う高額な道具を、ネット上の通販で購入し失敗してから、大事なものは自分の目で見て確かめて、納得したものを買うように決めています。
それも、田舎道限定自動車運転手の私でも行けるところ・・、だったのですが・・・

今回お邪魔した「ふじた屋」さん、岡山といっても兵庫県境にあって、しかも苦手な高速道路を4つも乗り換えしなくちゃならない・・。
ま、仕方ない・・、普通道を通って、丸一日かけてでも行こうと思っていたのですが、
同じように「かまど」を作ろうとしているnatsuさんが、「一緒に行くよ!運転もするよ!」と言ってくれて、朝、子どもらを見送ってから出かけることにしました。

初めて通る高速の地図を、ntstuさんのご主人が分りやすく書いてくださり、それを頼りに出発です。
冷たい雨は途中で雪にかわり、今年初めての雪景色を見ながら、車は岡山を目指します。
トンネルを通り抜けるたびに、まわりの景色はかわり、岡山に着くころはとても良いお天気になってました。

備前インターを降りたところで、迎えに来てくださった「ふじた屋」さんに、煉瓦置き場まで案内してもらい無事に到着です。
道の下に広がるたくさんの煉瓦の山、写真に納めるのも忘れるほど感激してしまいました。

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着いてさっそく、探している煉瓦のことや、どんな風に煉瓦を使うとか、こちらの考えと、それにあった煉瓦など、いろいろな煉瓦の話を聞きました。

ここ「ふじた屋」さんは、国産の煉瓦を再利用されている煉瓦屋さんで、使えるものは手入れをして、また再生が必要な煉瓦は作り直して販売されているお店です。
「煉瓦のことなら、何でも聞いてください!」と、おっしゃる煉瓦のことが大好きな心強い煉瓦屋さんです。

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耐火煉瓦と、ひとことで言えばそれまでですが、本当に奥が深く、
また、こちらの煉瓦にはそれまでの歴史もあり、とても良い風合いのあるものがたくさんありました。

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このグレーの煉瓦は不純物を手で落として、そのままの形をパズルのように合わせながら山にされていました。

もう、ここまでくると、素人の私でも感動するくらいの職人技です。

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その作業をされている職人さんです。

暑くても寒くても、こうした野外での作業。
しかも、すべての煉瓦を、ひとつひとつ手作業で不純物を取り除き、そのまま使えるもの、再生が必要なものと分けられるそうです。

その熟練された作業は、時間を忘れていつまでも眺めてしまうほどでした。

今回お世話になったのは4代目になられる息子さんで、作業されるお父さんの姿を見ながら
「あの人たちのような職人は、今の煉瓦業界ではとても貴重な存在です。
とても教わることが多いです。」と、おっしゃった言葉が、今でも心に残っています。

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この少し黄色がかった耐火煉瓦・・
これを、私たちのためにと、取りおきしてくださっていたそうです。

私の考える「かまど」も「パン焼き窯」も、この風合いのある煉瓦は表にでないのが、なんだか申し訳ないような・・
でも、しっかりと基礎となって、我が家の「焔のある暮らし」を支えてくれると思います。



ふじた屋さん、お忙しいところありがとうございました!


そして、natsuさん・・片道3時間半、往復7時間もの運転・・ありがとう。。
Top▲ by veronica-t | 2010-12-09 23:57 | 焔のある暮らし | Comments(8)
うちの畑の肥料
うちの砂地の畑は、肥やしをよく食う。
たくさんの肥やしをやっても、いつの間にか普通の砂地に戻る。

畑も、人と同じで腹八分目にしてやらないと、
美味しい野菜は育たない。

今年は、天候の具合もあり野菜が不作だった。
さすがに母は、どうしたらいいものかと、しばらく悩んでいた。

そして、肥やしを以前使っていたものに戻すと言い出した。
若ければ、新しいやり方に挑戦できるだろうが、母の世代には、それはできないと言う。
この田舎の畑の大半が、そうなのかもしれないな・・。

そして、母の願いがこもった、肥やしがやって来た。
それが、かつべ種畜牧場のまや肥(牛糞)。
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黒々としたまや肥は、匂いもなく、さらさらとしている。

ここは、牛の飼育をされている家が、比較的多い土地。
その牛糞は、昔から、ここらの田畑の大切な肥やしとなっている。

肥やしをよく食う畑には、大量の肥料が必要。
大量に手にはいる、このまや肥は、ここらの畑にとても適した肥やしなのかもしれない。

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まや肥を、たっぷり与えた野菜は、驚くほどに元気になって、みるみる大きくなった。


「こっちにも、まや肥ちょうだい!」
まだまだ、畑というには早いけれど、私の区域にも肥やしをもらった。

「いいよ!たくさんあぁけん、いっぱい使うだわ!」
母の、明るく大きな声が、すくすく育った野菜の影からしてきた。


肥やしをたっぷり与えた畑が元気になると、ひとも元気になるなぁ。。
Top▲ by veronica-t | 2010-12-08 05:26 | 野良仕事 | Comments(2)
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