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優しい時間
「遊びにおいで」

嬉しい誘いに心弾ませ、片道1時間車を走らせた。

b0169869_6375470.jpg久しぶりに通る道・・
自分のこれからを考えるのに、
それはちょうど良い距離だった。

知人の家は神社の横を通り、田植えの準備のされた棚田を眺めながら、細い林道を走り抜ける。
まるで「トトロ」に出てくるような風景の先にある。

家に入ると、少し肌寒いからと、知人は薪ストーブに火をつけてくれた。

部屋の中の薪ストーブ・・
その焔を見るだけで、心も体もあたたまる。



「今日のお昼ご飯は、旦那さんが作ってくれるから・・」
奥さんがそう言って、私の向かいに座っていろいろと話をしてくださった。

この家は、知人が仲間と古い民家を手直したもので、どこかモダンで心地良い。
台所の流し台も準備用のテーブルも、知人がしまね自然の学校の代表に教えてもらい作ったオリジナル。
慣れた手つきで、そのテーブルで昼食の準備をしてくれる。
私たち(奥さん、娘ちゃん、私)は、部屋から見える景色で話が盛り上がっていた。


薪ストーブは、しずかなやわらかな焔で、部屋を温かくしてくれている。


「食事の準備ができたよ」
知人は、そう言ってテーブルにご馳走を運んでくれる。
今日、まるで『大切な1組のお客様』のようで、とても嬉しい・・。
b0169869_6361540.jpg

知人の料理は・・
お手製のスモークハム
自家製の野菜のオリジナルソース和え
     (寒い土地なので、野菜が大きくなる前に花が咲いたので、菜の花代わりに)
うちのおばあさんの早生の玉葱・オリジナルドレッシングサラダ


どれも、とても美味しい!

b0169869_6363949.jpg
こちらは
奥さん手作りの「ツツジのジャム」

このジャムが食べたくて、
昨日、手土産にと
シンプルパンと赤ワインパンを焼いた。

ジャムは、ほのかにツツジの香りがして
優しい甘さがあった。


そのジャムをシンプルパンに乗せていただいた。
知人は、ジャムをベースにソースを作ったと、自家製スモークハムに添えてくれた。
どちらも、そのままでも美味しい。
でも、ジャムがいっそう美味しくしてくれた。
b0169869_6381187.jpg

テーブルの上にあるもの
すべて自家製・・とても贅沢なランチだった。

ごちそうさま。。。




- 裏山に出かける -


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お腹もいっぱいになったころ、知人が裏山を案内してくれた。

うちの里山と違い落葉樹の多く、手入れもされていて、とても明るい。

そして、そこに生息しているものも、やはり違っていた。

熊の姿を見かけるそうで、知人はこうした獣に人の存在を知らせて、その境界線を少しずつ山の奥へとかえている。




ここには、コシアブラがたくさんあった。
背の高い知人は、なれた手つきでコシアブラを収穫してくれた。
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初めて見る収穫に、コシアブラは、枝にもうひとつついているものを採らないと枯れてしまうと聞いたことを思い出した。
人と、獣や山の恵みとの付き合い方を教えてもらい、山を下りた。

ちなみに、知人は都会生まれの都会育ち・・
しまね自然の学校の代表や仲間たち、田舎に暮らす人々と関わりながら、家族のことを大切に想いここで暮らしている。
それは、とても素敵なことだと思う。


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山ツツジ・・
あの甘く美味しいジャムの材料が、この山にはたくさん咲いていた。
山ツツジは、とても可憐な花で、そして美味しかった。


b0169869_6391631.jpg知人と奥さんは、お土産にと、たくさんの薪と椎茸のホダ木、そしてコシアブラを持たせてくれた。
我が家からの手土産・・
おばあさんの早生の玉葱、シンプルパン、赤ワインパン。

それぞれの暮らしの恵みの交換に、なんだかとても嬉しい気持ちになった。



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いただいたホダ木は、家の蔵の横に置いた。


美味しい椎茸が育ってくれるといいな。。








今日は、優しい時間をありがとう。
Top▲ by veronica-t | 2010-04-30 23:37 | パンを焼く焔を見つめながら | Comments(2)
心豊かな暮らしに
田園に豊かに暮らす・・

ここ数年、その想いを大切に暮らしてきた

難しいことなど深く考えず、
ただ、焚き火小屋の環境に自分のこれからを見つめてきた。
心豊かに・・
この環境の素晴らしさに気づき
人を迎えることの喜びを知った

今まで、たくさんの人に支えられてきたことに感謝して
ありがとう・・


ふと、私の持つ力をはるかに超えていることに驚く・・
ときにそれが不安に変わる
ときにそれが戸惑いに変わる



先日、嬉しい誘いがあった。
「うちに来てください」

久しぶりに訪れる先への手土産に、鉄のパン焼き窯でパンを焼く。
b0169869_17182726.jpg

田園に豊かに暮らす・・

鉄のパン焼き窯に薪をくべ、
その人を想い、パンを焼く

心豊かな暮らしに・・
この「鉄のパン焼き窯」があることに・・
感謝して
Top▲ by veronica-t | 2010-04-29 23:45 | パンを焼く焔を見つめながら | Comments(4)
微力
大きな石が必要・・

natuさんが教えてくれた工事現場も、休日の今日は誰も来ないというので
ひとり石を採りにでかけた。
「小さめな石なら、うちの元屋敷に運んでおいたから・・」
仕事の合間に、natuさんは小さめの石を運んでくれていた。

今度、必要なのは大きめな石・・
石を何度か採りに行くようになって、
今度はどんな石が必要なのか少しわかるようになったかな・・

雨上がりで、泥にはまった大きめの石を掘り出すには丁度良い。
でも足元がぬかるみ、今日は一輪車が使えないな。
大きめの石を、ひとり「よいしょ」と掛け声をかけながら運び出す。

今日の収穫・・
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大きめの石。


ほんと微力だけれど・・
それでも少しずつ持ち帰れば
石積みの壁の ほんの一部分にでもなるかな・・
この石が、壁の一部分になるって楽しいな・・
そう想いながら、石を運び出す。
Top▲ by veronica-t | 2010-04-29 11:25 | 心象のスケッチ | Comments(2)
早生の玉葱
早生の玉葱が、少しずつ丸みをましてきました。
いろいろなことに感謝しつつ、大きくなったものをいただくことにしました。
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我が家は最近まで、玉葱を生で食べることはあまりありませんでした。
それが亡き伯父のすすめで、数年前に少しだけ作ってみることにしました。
早生の玉葱は、保存玉葱がなくなるころから収穫できて、我が家のように毎日玉葱を2・3個食べる家にとっては、とても重宝しました。
でも、生で食べることはありませんでした。


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ある日、しまね自然の学校の代表が、早生の玉葱を薄くスライスして食べさせてくださいました。
冷水につけとくわけでもなく、ただ薄くスライスされて玉葱は、とても甘く美味しかった。

さっそく翌年から、早生の玉葱の数を増やしました。





早生の玉葱は白く、とても透き通っています。
本当に光輝いて綺麗です。
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切ってみると、とてもみずみずしいです。
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ぜひ、この時期の採れたての早生の玉葱を食べてみてください。
辛くなく、とても甘いから、きっと驚かれることでしょう。。
Top▲ by veronica-t | 2010-04-29 02:59 | 野良仕事 | Comments(2)
4月の玉葱
今年の玉葱は、どこも出来が良くないらしいです・・。
それでもありがたいことに、我が家の玉葱たちは、少しずつ大きく育ってくれています。


- 早生の玉葱 -


横から見ると、白く丸くなっているのがわかります。
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日のひかりをたっぷり浴びて、もっと大きく美味しく育って欲しいと願う・・。
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白くまん丸になった玉葱・・
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とても愛おしいです。



- 保存玉葱 -


焚き火小屋の玉葱も、そろそろ残り少なくなってきました。
こうなると、やはり畑で育つこの玉葱たちが気になります。
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少しずつ、葉が太くしっかりとしてきました。
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今年は、玉葱を専門でされているところでも、葉が黄色くなったり、実が大きくならなかったりしているようです。
玉葱のことを、いろいろ教わっていた伯父がいなくなり、師匠はその教えを思い出しながら、丹誠込めて育てています。
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我が家の玉葱たち・・すくすくと育っています。
Top▲ by veronica-t | 2010-04-29 01:59 | 野良仕事 | Comments(0)
わらび採り
蕨の採れるころになると思い出す・・


小学校のころ、春の遠足といえば、今の子どもらのようなバス遠足ではなく、1年生から6年生まで全校生徒で歩いて出かけた。
行き先は、川向こうの斐川町にある「ひむろ牧場」と、なぜか毎年決まっていた。

小学校に入学して、初めての遠足のとき・・
斐伊川に架かる山田橋(潜水橋)は、当時は板の橋で、その板の隙間からは川の流れる様子が見えた。
隙間の開いた板は、足元を見ていないと危ないし、足元を見るとその水の流れで目が回り、とても怖かったのを覚えている。

やっとの思いで橋を渡り終え、今度はいくつもの山を越えて、山のてっぺんにある牧場へと向かう。
その道のりは遠く、赤土の斜面で何度も休憩をした。

どのくらい歩いただろう・・
遠くで牛の鳴き声が聞こえてくる。
もう少しだ・・


背伸びをすれば、青い空に手が届くように思えた。
足元を見れば、あたり一面の牧草と可愛らしい草花が、私たちをむかえてくれる。


先生からの注意事項を聞いて袋を持ち、私たちは早速「わらび採り」を始めた。

牧草の合間から、たくさんの蕨が生えている。
それはいくら採っても減らない。
単純な作業なのに、みな宝物を採るように楽しそうに「わらび採り」をした。

「こっちに たくさん生えとるよ〜」

上級生の掛け声に下級生は集まる。
しばらくすると、袋は蕨でいっぱいになった。


「は〜い じゃあ この大きな袋に入れてください
おうちに持って帰るのは 取っておきなさいね」

先生に言われるまま、袋いっぱいの蕨を、我が家の分ほど別にして大きな袋にうつす。
大きな袋は、すぐにいっぱいになり、車で来られた先生に渡される。
その車を見送りながら、私たちは自由時間を楽しんだ。


中学になったころ、あの遠足を懐かしく思い出すようになった。
しかし、あの車に乗せられたたくさんの蕨は、どこに行ったのだろう・・。

その疑問が解けたのは、大人になり恩師と小学校のころの話をしていたときだった。
「ああ、蕨ね〜あのまま業者さんに渡すのよ」
「それが、あなたたちのノートや鉛筆、消しゴムや、黒板のチョークになるのよ」

知らなかった・・
ある人が言った「じゃあ、児童は労働させられてたってこと?!」


・・労働・・?・・

私は今、あの小学校の遠足が、とても懐かしい。


遠足からの帰り道・・

山道を歌をうたいながら歩き
橋を渡るとき、板の隙間から見える川の流れに、やはり目をまわし
土手を登ると、懐かしい上津の田畑が広がり
畦道を歩きながら、遠足のおやつで残った、まだ緑色の酸っぱい蜜柑を頬張る
夕日に照らされた影は、どんどん長くなり
日に焼けた肌に、少し肌寒い春風が心地良く感じた


蕨が採れるころになると思う・・


この田舎に生まれ育って良かったと・・。
Top▲ by veronica-t | 2010-04-28 07:14 | 風の谷から | Comments(4)
母というものは・・
b0169869_13475083.jpg探し物をしていて、あとはここだけだと・・大切な書類をしまい込んでいる引き出しの中を覗いた。

引き出しの中に、子どもを産んだとき、母がそっと手渡してくれた私の母子手帳あった。

探し物をしていて懐かしいものを見つけてしまうと、ついその手をやすめ見たくなる。
そしてそっと手帳を手にした。

古びた手帳を広げると、中から小さな新聞紙の切れ端がパラリと落ちた。
まるで慌てて切り抜いてしまい込んだような切れ端に、当時のことを思い出した。


私は、これといって取り柄もなく人見知りも激しく、生まれつき体も丈夫ではなかった。
勉強も嫌いだったし、スポーツもこれといって得意ではなかった。
こんな私だったから褒められることもなく、従姉妹と比べられることも多く、
母は辛い想いをしていただろう・・昔の時代だから余計に・・

それが突然、新聞に私(当時小2)の詩が載った。
別にこれといって祖父母に褒めてもらった記憶はない。

しかし、母は喜んでくれてたみたい・・
この小さな新聞の切れっ端が、そう教えてくれる。

まったく、母親っていうものは
本当にありがたい・・と思う。


Top▲ by veronica-t | 2010-04-26 13:48 | 心象のスケッチ | Comments(0)
パンを焼く時間
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『ベロニカの会』のブログを更新しました。
            ↓
:最新ブログ: 「 4・22 - パンを焼く時間 - 」 4・25
Top▲ by veronica-t | 2010-04-25 13:16 | workshop
ありがとう
ありがとう。。

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さっきバイトから帰ったら、そそっかしい私にもすぐ分かるようにと、部屋にあがる階段に私宛の贈りものが置いてあった。

中には手作りのミトンがふたつ・・
ちょっとゴッツイ感じのミトンがふたつ・・

そこには丁寧な刺繍がしてあった

「pain de tae」


ありがとう。。



なんだか、せっかちな奴がいて
なんだか二人までチグハグに・・
前にも、こんなことあったよね


気持ち・・ありがと。。

とっても嬉しい。。


ちょうど今日のワークショップで、革の手袋を熱で使いものにならなくしたとこだった
どこかで見てたのかな・・ってほど、なんだかとってもタイミングが良い

そのミトンに、そっと手を入れてみた

見た目と違ってやわらかい
とっても手に馴染んでる

一緒に入っていた軍手を合わせて、もう一度手を入れてみた

不思議と、もっと手に馴染んでる


ありがとう。。
焦がさないようにするからね

だって「pain de tae]って名前つきだもん


Top▲ by veronica-t | 2010-04-22 23:28 | 心象のスケッチ | Comments(3)
真夜中にパンを焼く
真夜中にパンを焼く・・


真夜中にひとり焚き火小屋にいて
「鉄のパン焼き窯」に薪を焼べる

窯が熱くなったら、鉄の扉を開けて
思いっきり、中に敷き詰めた小石に霧吹きする

ジュッと音がして
ぱあっと蒸気が飛んで行く


鉄の板に、やわらかなパン生地をのせて
これにも思いっきり霧吹きする
「美味しくなってね・・」と

真っ赤な焔に覆われた「鉄のパン焼き窯」は
風味豊かな美味しいパンを焼いてくれる



ただの鉄の箱は、いつしか「鉄のパン焼き窯」になって
私の何よりも大切な・・美味しいパンを焼く、素敵な相棒になっていた

でも想う・・

黒々としたダッチオーブン顔負けの鉄の箱は
もう誰でもが美味しいパンを焼ける「鉄のパン焼き窯」になっているのだろう


人がもっと 火のある暮らしに歩みより
大切な人を想い その焔を見つめることができたなら

きっと誰にでも美味しいパンは焼けるだろう


真夜中にパンを焼く・・
素直な自分に向き合える時間





Top▲ by veronica-t | 2010-04-21 23:32 | 心象のスケッチ | Comments(2)
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