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島根日日新聞の取材
「訪問美容師の仕事の取材をさせてもらえませんか?」

3年前のある日、島根日日新聞の記者の方に聞かれた。

当時、訪問美容師の仕事は、始めたばかりで経験が浅い。
チラシに書いた『髪のお手入れを・・』を、『散髪』と訂正しなくてはならなかった訪問美容への理解。
この仕事には、積み重ねた経験が必要と考えて、「待ってもらえますか?」と伝えた。


始めてからの3年間は、あっという間・・
収入の激減にも関わらず、支えてくれた家族。

訪問美容への『理解』は、「女性は、いつまでも女性ですから・・」と、同じ想いの介護に携わる人たちの存在と、呼んでくださる家族や施設の存在で、少しずつ分かってもらえた。

そして、道具探しをしていると、「これならできる・・」と、道具を作ってくれた仲間
「自分の作ったものと一緒でよかったら」と、今までの経験を交えたアドバイスと、大切なシャンプーセットをくださった広島のたかっちさん
こうした仲間に支えてもらい、訪問美容師の方向性を見失うことなくこれた。

今までを長い石段で例えるなら、今、やっと数段登ったところ・・。
最近よく言われるようになった、「こんな美容師さんを探していた・・。」と、いう言葉。

新聞への取材は、今かもしれない。
まだ覚えてもらっているだろうか・・「待ってもらえますか?」と言ったことを・・。

連絡すると、「覚えていますよ」と、すぐに取材の日にちを決めてくださった。
そして、始めたころからのお客様とご家族に、「取材させてください」と、お願いすると快く引き受けてくださった。

そして迎えた取材の日、お客様と一緒に緊張した。
いえ、もしかしたら私ひとり緊張していたかもしれない。
原稿の参考になればと、いろいろ話そうと思っても、この仕事は奥が深く、人との関わりも多い・・言葉として伝えることは難しい。

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ただ、これだけは・・
「誰のために・・」を大切にした訪問美容師でありたいと思う。

・・いつでも どこでも おひとりから・・

2009・11・19
Top▲ by veronica-t | 2009-10-31 13:08 | 本業は訪問美容師 | Comments(8)
支度する。
焚き火小屋に

今日、訪れてくださるお客様を

迎える・・。


私たちにできること・・。


ワークショップで、野菜を収穫して、『かまど』と『炉』に火を熾し調理する。大テーブルを囲み、共に食していただく。
・・ある日、そんな時間に疑問を持ったのです・・

お客様の人数やメニューによっては、食事を作ることで忙しく気付いていただきたいものが伝わらない。
豊かな食と環境の素晴らしさを、その豊かさの中で過ごす心地良い時間を・・
大切にするもの、次の世代につなげていくものとは・・、さまざまな気付きの時間を・・
それぞれが感じとる時間を大切にしていきたいのです。
ここは、焚き火を使った料理教室ではありません。体験教室でもありません。


すべて一緒に体験していただくことも大切でしょうが、この環境の素晴らしさ心地良さを感じていただくためには、大切なお客様をお迎えする『支度』が必要だと思います。

例えば、今日の『大切な1組のワークショップ』のお客様をお迎えする・・。
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『ぐるぐるパン』の材料を、お客様がやりやすいように分ける。『里芋のポタージュ』のお芋を、セイロで蒸す。ポタージュのお湯をわかして、玉葱の甘味を引き出しておく。

このちょっとしたお客様を迎える『支度』があるだけで、お互いが心地良い時間を大切に出来るのです。


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田舎をモダンにデザインした焚き火小屋の空間で、焚き火を眺めてゆっくり過ごしていただく時間を大切にしたいから・・

今日の焚き火小屋は、美味しそうな湯気をたてた『かまど』が、お客様を迎えていました。
Top▲ by veronica-t | 2009-10-29 23:30 | 焚き火小屋から | Comments(2)
10月のワークショップ
「秋の焚き火小屋にて・・美味しい『かまどご飯』をいただく」

秋晴れのなか、今月のワークショップを開きました。
今回訪れてくださったお客様は、以前にもいらしてくださったお二人と、初めていらしてくださった親子お二人の4名様です。
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ちょうど今の季節と同じころ初めて参加していただき、一年ぶりにいらしたお客様は、焚き火小屋の一段高くなっている入り口のところで立ち止まって、懐かしそうに中の様子をしばし眺めていらっしゃいました。しばらくすると、一年前と違う箇所に気付かれたようす・・・

「ここにドアって、ありましたっけ?」

『かまど』の横のドアに驚かれ、床に・・かまどに・・、焚き火小屋の変化に驚かれていました。・・そうです、焚き火小屋は訪れてくださるお客様に懐かしさと、そして毎回ワクワクドキドキを感じさせてくれる空間なのです。
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しばらく、懐かしくお話をさせていただき、さっそく畑へと野菜の収穫に向かっていただきました。
畑も、そして山や空の風景も、一度たりとも同じときはありません。今日干したばかりの柿があったり、野菜も日々育っています。そして、風も香りも・・当たり前のことですが違うのです。そんな当たり前のことに気付く時間・・・忙しい生活の中では必要で大切だと思います。


今日、皆さんと一緒に作ったレシピは、『かまどご飯』を美味しくいただく野菜料理です。
・・『かまどご飯』・大根ステーキ・
 鶏肉と冬野菜のグリル(ディアボラ風)・蒸した冬野菜のクリームソース添え・・

火を熾して作る、炊きたての『かまどご飯』と冬野菜の料理は、不思議とホッとする味になります。
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いつものように訪れてくださったお客様をお見送りして、残られたお客様とハーブ畑でお話していると、隣の牧草地の脇道を見覚えある車が2台通っていきます・・・
さきほどお見送りしたお客様の車です。
お客様の車は、ぐるりと焚き火小屋のまわりを一周されたのです。初めての光景に驚きつつ、とても嬉しく感じました。

またお会いできる日を心待ちにしております・・人目も気にせず、さっきよりも大きく手を振りお見送りしていました。
Top▲ by veronica-t | 2009-10-28 23:11 | workshop | Comments(6)
里芋の親芋〜美味しくいただく⑵
おばあさんが、里芋の親芋を使って何か作っていた。そっと、弱火にかけてある鍋を覗く・・。
「小豆・・?」鍋のそばのざるには、茹でた親芋が置いてあった。

「なんだろう・・」
「何を作っているのだろう・・」

しばらくして、ざるの親芋が無くなっているのに気づき、またそっと鍋を覗く・・。
中には、少し固めに茹でた小豆と親芋が一緒に煮てあった。小豆の粒を少し残して、とけた小豆はほとよく親芋にくっついていた。
それは、ほんのり甘味を加えた煮物だった。これを、お年寄りの会のお茶のときに出したら、とても好評だったそうで、すぐに作り方を聞かれたそうだ。


今年の我が家の里芋は例年と同じ大きさで、親芋は大人の握りこぶしを合わせたくらいあった。
皮を多めにとり料理に使う。小芋と違い数は限られる・・。おばあさんの美味しい親芋の料理に、いつもなら捨てられてしまう親芋が、とても貴重に思えた。

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私も負けじと、親芋を美味しくいただく新しいレシピを考える。簡単に美味しく、たくさん食べられて、そして見た目にも美味しそうなものを・・・・・。

皆さんが口にされる里芋は、煮るとトロ〜っととけるでしょう・・?親芋は、粘り気が少なく、煮ても少し固さが残り、煮崩れしない。味は当たり前に里芋だが、でも小芋ほど主張していない。なんでも使えるのでは・・。

蓮根の代わりに親芋を使い、鶏肉をはさむフライ・・なんてどうだろう・・。いや、もっと手軽に誰でも作れて食べれるものを・・そう考えていたとき、ふと先日買った本の中に載っていた永島農さんの長芋のピッツェッタが目にはいった。長芋を親芋でしてみたらどうだろうと。

そして、できたのが『親芋ピザ(仮)』。

1・親芋の皮を厚めに剥く。
2・横に5ミリ〜1センチにスライスする。(私は1センチくらいにしたが、少し薄めがいいかも)
3・少し食感が残るくらいに蒸す。(茹でるか、レンジでしてもOK)
4・ソースを作る。
  ・フライパンにオリーブオイルとニンニク、アンチョビ、オレガノを入れ、
   しばらく弱火にかける。(トマトケチャップでもいいですが、トマトがあるので・・)
  ・ニンニクの香りがしてアンチョビが崩れ出したら、湯剥きしたトマトを入れて煮込む。
    ・冷凍庫にトマトがあるので、それを活用。
    ・冷凍トマトの皮剥き・・水を入れたボールに入れると、勝手に皮が剥ける。
5・親芋にソースとチーズをのせる。チーズに焼き色がつくまでトーストする。
6・好みで、塩・こしょうを上にふる。

手軽で、たくさん食べられて、何より美味しかった!見た目は・・今回はちょっと・・次回への宿題。


農家のみなさん、里芋を作られたみなさん!ちょっと試してみてください。きっと捨てれなくなるはす・・。
だって、これは育てた人だけにしか味わえないのですから・・野菜の気持ちです。
    

*今までのレシピは、『田園レストラン』にのせています。良かったら作ってみてください。
Top▲ by veronica-t | 2009-10-25 08:41 | 野菜 -recipe- | Comments(16)
秋の焚き火小屋〜田園での昼食会〜
b0169869_23324891.jpg秋の風を感じながら、ベロニカの会の『田園での昼食会』をしました。
今月は、一緒にワークショップをしているNさんの番です。「うちにある野菜だけん。」そう言って、テーブルの上に手書きのメニューの紙とともに、畑から収穫したばかりの野菜が沢山置かれました。

「えっ、胡瓜がまだあるの?」「大根、もうこんなに大きくなったの?」「人参、うちはなかなか育たんよ。」
しばらく、natuさんの持ってきた野菜と、我が家の野菜を比べたおしゃべりタイムです。

ベロニカの会を始めたころ・・
「おじいさんが、しとらいけん・・」「あるかもしれんけど、畑に行かんけん分からんわあ・・」と、皆が畑や野菜に関心を持てなかった。
どう我が家の野良仕事に関心を持ち、関わっていけばいいのか分からなかった。


野良仕事をされている方には不思議でしょう・・
こんなに素敵な環境があり、教えてくれる人がいるのに、「何故?」と思われるかもしれませんね。
でも、この田舎で私たちの世代が、畑仕事をしている姿を見かけることはほとんどないのです。見かけるとしたら、田植えと稲刈り。でも今は営農さんがしてくれるので、本当に姿を見ません。
私が畑に出始めたころ「あんたは畑に出て偉いねえ〜。おばあさん良いねえ、畑仕事手伝ってもらえて幸せだねえ。」と、言われたくらい珍しいのです。

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私たちのしていることは、もしかしたらお遊びに見えるかもしれません・・。
でも・・「どう野良仕事に関わっていくか」
こんなことが、私たちの抱えている問題なのです。

この環境の素晴らしさを・・
家族のために作る野菜があることを・・
どう自分たちが気づくことができるか、これからの暮らしにいかせるのか・・、
考えながら行動していく、それが私たちの大きな一歩なのです。
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今日、彼女が考えたメニューは、畑で野菜を見つめながら、焚き火小屋の『かまど』と『炉』の機能を考えながら決めていました。


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そんな彼女の想いと収穫された野菜を見つめながら、それぞれ我が家の畑や野菜を思い浮かべていました。

秋の風を感じる焚き火小屋で・・・
Top▲ by veronica-t | 2009-10-22 23:30 | workshop | Comments(6)
秋を感じる焚き火小屋にて・・美味しい「かまどご飯」をいただく・・
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(場   所)  しまね自然の学校 倶楽部はうす
(参 加 費)   ¥3,000   (体験料・昼食材料費代)
(募集人数) 10名様    焚き火を使った料理など、豊かな食の環境に興味のある方。
(申込締切) 10/25までに、ブログの鍵コメでもお申し込みいただけます。
                  (連絡先をお知らせくだい。当日参加できる方に限ります。)




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大切な1組のワークショップ
  我が家の新米を、「かまど」で炊いてみたい!
  「かまど」でご飯を炊く体験をしたい!
  そんな皆様へ・・


〜ベロニカの会からのご提案〜

*「かまど」でご飯を炊く体験・・1,500円〜(体験料)
(時間)3時間程度 
「かまど」で薪を焼べるところから、ご飯を炊くまでの体験をしていただきます。炊き上がったご飯は、入れ物に入れ替えてお持ち帰りくださいませ。
ご飯が炊けるまで、里芋(親芋)で作る「上津のおいもパン」を食べながら、ゆったりとした時間をお過ごしください。


*美味しい「かまどご飯」をいただくワークショップ・・3,000円(体験料・昼食材料費代)
(時間)5時間程度 (募集人数)3名様から
「かまど」に薪を焼べて、新米を炊きます。ご飯が炊けるまで、畑から野菜を収穫して焚き火で調理します。
「かまどご飯」と、冬野菜の料理を、少しお洒落にいただく・・そんな美味しく心地良い時間をお過ごしください。
食事の時間は、ベロニカがすべてサーブいたします。

Top▲ by veronica-t | 2009-10-17 16:01 | workshop | Comments(6)
里芋の親芋〜上津のおいもパン⑴
今年も里芋の収穫が終わり、さっそく親芋で『上津のおいもパン』を焼いていただきました。



〜上津のおいもパン〜
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昔、里芋の親芋は、ほとんどを煮物にして食べていました。いつの頃からか、親芋を食べることは少なくなり、収穫したあとの畑の隅に無造作に放置される親芋を見かけるようになりました。


このパンは、新しい視点から畑を見つづけていた、自然の学校の代表の発想から生まれたました。

b0169869_2212431.jpg「畑に無造作に置いてあった親芋をみて、驚いたんだよ。
どうにかして親芋を美味しく食べられないかと考えて、そこにあったグラハム粉を使って、レーズンとクルミを入れてフライパンで焼いてみた。
そしたら美味しかったんだよ。・・」



おばあさんの作った野菜を大切に・・その想いで、拾われた親芋。
見た目からは想像できない、とても素朴で優しい味わいのあるパンになりました。

上津のおいもパン』・・
ひとくち食べるとホッとする、どことなく懐かしさを感じます。
Top▲ by veronica-t | 2009-10-15 23:11 | 野菜 -recipe- | Comments(22)
てんば娘〜てんばご〜
この時期になると、懐かしく思い出す遊びがある。
古いアルバムから、色あせた写真を取り出してLinuxのGIMPで修正してみた。すると懐かしい「てんば娘(ご)」が浮かび上がった。
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秋、収穫された稲は「はで」に干され、日の恵みをあびて美味しさを増す。十分に干した稲を下ろすと、「はで」は、しばらく格好の遊び道具になる。

高いところで2階の屋根くらいあっただろうか、自分にあった高さからジャンプして降りる・・ただ、これだけなのに、とても楽しかった。
そして、「はで」から手を離したときから地面に着地するまでの時間を競った。

なるべく時間を長くするために、人よりも高い位置から飛ぶ・・
足で「はで」を蹴り、一度上に飛ぶ・・
少しでも長く飛べるようにと、なぜか、みんなスカートで飛ぶ・・
それでも長く飛べるようにと、傘をさして飛ぶ・・

地面に降り立つときは、膝を曲げて、身体に受ける衝撃を和らげる・・。
着地する位置は、「はで」の上から確認して、桑の木の切り株や危ないところに降りない・・。

毎回いろいろと試してみる。
とても楽しくて、学校から帰ってから暗くなるまで飛び続けた。


当時この『てんば娘』に、危ないと叱る大人はいなかった。
Top▲ by veronica-t | 2009-10-14 21:34 | 風の谷から | Comments(11)
一輪の花に・・
ここに訪れてくださった方へと、一輪の花をそっと蒼いワインボトルにさしてお迎えする。
今日は蒼いボトルに花は3本・・
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お客様をお迎えする準備が一通りできると、畑に花を摘みに行く。

今日のお客様を想いながら・・

赤いダリアは、お嬢様。
その花に、そっと寄り添う紫式部の白い花は、ご両親をイメージして・・。

その花をよく見れば、白いたくさんの粒が・・
ご両親にも親があり、その親にも親がいる。たくさんの人と関わり互いに支えながら暮らしていく・・。

一輪の赤い花は、今日とても輝いていた。




晴れの日に・・
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娘を想う母の気持ちのこもった髪飾り・・その想いは、娘の可愛さをひき出してくれる。

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共に、母の着物に袖をとおす・・想いは受け継がれていく。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いつもと違う倶楽部はうすに戸惑いながら、小さな姫はちょこんと部屋をのぞかれた。お母さんに誘われて、手には炊きたての新米のおにぎりを持って畳の上に座り、しばしランチタイム・・。・・お腹が空く時間帯なので、小さめのおむすびを持って来てくださいと、お母さんにお話すると、では新米のおむすびを・・と、美味しそうなおむすびを数個用意されていた・・。作戦、大成功!
今日お母さんが着られる着物は、遠く遥々お母さんのご両親が車で届けられたもの。これもまた母(お祖母さま)から娘へ・・。その大切なお着物を、姫のそばでおしゃべりをしながら仕度をさせていただく。そして、可愛らしい姫のお着物の隣に、お母さんのお着物を置く。

お腹がいっぱいになり、いつもと違う空気に慣れられたころ、お母さんと隣り合わせで椅子に座り、順番を待ってもらう。テーブルの上には、見慣れない化粧道具や美容道具の横に、姫の見慣れたお母さんお手製の髪飾りを、そっと置く。
「お母さんに一つ飾りを貸してあげようか?」「いいよ!」「じゃあ、これを貸してね。」
・・見向きもしないという髪飾りに、もうひとつお母さんのを作って、最初につけてみましょう・・。そうすればつけられるかも・・美容師の作戦、大成功!すんなりと、髪飾りは姫の頭の上にのかった。

そしてお母さんが、お祖母さまのお着物に袖を通すころ、姫は自分の着物に興味を示す。・・きっと、ひとりだと着ないかもしれないので、私も着ようと思います・・。母の作戦、大成功!すんなり、お着物に袖を通された。

姿見に映る姿に、少し戸惑い照れながらも、お母さんと同じ姿に嬉しそう。
「お父さん、見て〜!」の元気な声に、部屋に入ってきた知人の顔は、着物を着てくれたことの安堵の様子と、その可愛らしさに頬が緩む。知人にとって、娘とは・・家族とは、かけがえのない存在なのがよくわかる。


知人のご家族の大切な日に関わらせていただいたこと・・
多くの仲間に支えてもらったことに、感謝しながら外に出ると、さっきまで降っていた雨があがっていた。
雨上がりの澄んだ空気と、車に乗り込む知人家族の丁寧な挨拶に、とても爽やかな心地良さを感じた。
Top▲ by veronica-t | 2009-10-10 23:14 | 本業は訪問美容師 | Comments(8)
ありがとう・・の気持ちを込めて
b0169869_1222072.jpg七五三の着付けに、倶楽部はうすのカンファレンスルームを選んだ。そして、自然の学校の代表に「畳を置かせて欲しいのですが・・」と聞くと、「急にそんなことを言っても・・。それに彼は、なんでここを選んだか・・それには畳は必要なのか。彼の頼んだ気持ち考えてみたらどうだ。」と、やはり思った通りに断られた。

焚き火小屋同様、倶楽部はうすのカンファレンスルームも日々進化し続けている建物で、しかももともと農機具小屋だったからか、あちこち隙間風が入る。台風のあとで砂埃もしている。床をほうきで掃き、固く絞った雑巾で何度も拭く。明日の可愛いお客様の白足袋を汚さないように・・。


しばらく掃除をしていると、1台の軽トラがとまった。軽トラには畳が丁寧に乗せられていた。
「床だと足が冷えるだろう・・。」と、代表が、そっと手配してくれていた。「このくらいの広さだと大丈夫でしょ?」と、代表の知人で畳職人の久しぶりに会う仲間の笑顔があった。

そして和裁師の友人は、明日からの自然の学校のキャンプの前に、着物の丈を縫い上げしてという急な頼みを聞いてくれ、「姿見が必要なら持って来ますよ。」と、鏡が無いことに気づき声をかけてくれる。

倶楽部はうす(焚き火小屋)の掃除をしだすと、家のことを放ったらかしにすることを知っている家族は、気が済むまでとそっと好きなようさせてくれる。


「ありがとう。」


いよいよ七五三、素敵な一日になるように精一杯のお手伝いをさせていただく・・。
何よりも、知人ご家族に
ありがとう・・の気持ちを込めて
Top▲ by veronica-t | 2009-10-09 23:48 | 本業は訪問美容師 | Comments(2)
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