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カテゴリ:風の谷から( 45 )
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春の贈りもの - いかなご -
毎年今の季節になると、兵庫に暮らす叔母から「春の贈りもの」が届きます。

それは、この春先に獲れる「いかなご」のクギ煮。
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この「いかなごのクギ煮」、今では店頭で見かけるようになりましたが、
叔母が贈ってくれた当時は、それはとても珍しいものでした。


兵庫でも明石に暮らす叔母は、顔見知りのお店で新鮮な「いかなご」を買い、大鍋で何時間も煮込むそうです。
その味は、その家々によって微妙に違うようです。


私は、この叔母の味つけが好きです。
生姜をきかせた甘辛の味付けで、黄金色に輝き、ちょうど良い食感です。
今では、叔母に代わり叔父が作っているようですが、同じ味付けで食感も色も一緒・・
やはり、受け継がれた叔母の「いかなごのクギ煮」です。


農山村に暮らす我が家にとって、とても贅沢な「春の贈りもの」です。
Top▲ by veronica-t | 2010-03-13 17:45 | 風の谷から | Comments(2)
キウイ
我が家の庭先で採れたキウイ。

肥やしを、ほとんどやったことがないからか、
売れているキウイの半分の大きさ。
ちっとも甘くないから、
食べるとき、バサッと砂糖をまぶして食べる。

b0169869_2203216.jpg




このキウイの世話を、私はしたことがない。
せいぜい、邪魔なツルの先を切るくらい。


別にキウイが嫌いなわけじゃない・・。
ただ・・この木は、もともと都会に出た兄が学生だったころ庭先に植えたもの。
それを、両親が代わりに大切に育てている。


b0169869_230345.jpg
年々歳をとる両親が、高いところで作業をしていても、見てみぬふりをしてた。

なんでか解らないけれど、どうも触る気がしない。
田舎に帰ってきた兄がすればいいじゃないか・・そう思っていた。

去年の収穫の日、出かけるつもりで、脚立に立つ母の横を通り過ぎろうと、なにげに母の足元を見た。
その足は、脚立の上で背伸びをしていた。


b0169869_23195683.jpg
キウイは、その実を新しい枝のところに実らせる。

伸びて枯れたツルを、どかすことをしていないから、収穫の作業は危険だし、大変。



収穫の数日前に、子どもが言った。
「うちのキウイ」

毎年、砂糖どっさりのキウイをいただく。
子どもにとっては、このキウイは我が家のキウイ。
いつ誰が植えたか解らない、庭の柿と同じもの。


何を意地を張っているんだろう・・


高い脚立と剪定鋏と袋を持ち、母の横に並ぶ。

「あんた、手伝ってごすかね・・
高いところが採れんでね。諦めようかと思っちょった・・
ありがとう・・・」


ほったらかしのツルや枝を落とし、ひっかかった葉を落とし、長年の木への負担を取り除く。
ちっちゃな実を袋に入れて、長年の母の負担を取り除く。


b0169869_12302148.jpg



我が家のキウイは酸っぱいが、砂糖どっさりで美味しい。
Top▲ by veronica-t | 2010-02-13 01:32 | 風の谷から | Comments(14)
てんば娘〜てんばご〜
この時期になると、懐かしく思い出す遊びがある。
古いアルバムから、色あせた写真を取り出してLinuxのGIMPで修正してみた。すると懐かしい「てんば娘(ご)」が浮かび上がった。
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秋、収穫された稲は「はで」に干され、日の恵みをあびて美味しさを増す。十分に干した稲を下ろすと、「はで」は、しばらく格好の遊び道具になる。

高いところで2階の屋根くらいあっただろうか、自分にあった高さからジャンプして降りる・・ただ、これだけなのに、とても楽しかった。
そして、「はで」から手を離したときから地面に着地するまでの時間を競った。

なるべく時間を長くするために、人よりも高い位置から飛ぶ・・
足で「はで」を蹴り、一度上に飛ぶ・・
少しでも長く飛べるようにと、なぜか、みんなスカートで飛ぶ・・
それでも長く飛べるようにと、傘をさして飛ぶ・・

地面に降り立つときは、膝を曲げて、身体に受ける衝撃を和らげる・・。
着地する位置は、「はで」の上から確認して、桑の木の切り株や危ないところに降りない・・。

毎回いろいろと試してみる。
とても楽しくて、学校から帰ってから暗くなるまで飛び続けた。


当時この『てんば娘』に、危ないと叱る大人はいなかった。
Top▲ by veronica-t | 2009-10-14 21:34 | 風の谷から | Comments(11)
迎えてくれる風景
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我が家で一番古い建物は、この土蔵。以前、蔵の前は鶏小屋や犬小屋や物があり、こうして正面から見ることはなかった。数年前に家につながる谷の道幅が広くなり、庭まで車で入れるようになったのをきっかけに、蔵の前の物を片付け駐車場にした。
そして、一日何度も車で出掛けては帰る暮らしの中で、フロントガラス越しに見える蔵の美しさに気づき驚いた。

蔵の中は、2階建。扉を開けると、畳2じょうほどの広さがあり、右手に階段、左手には引き戸の扉のある物置部屋がある。2階は、小さいながら物が置ける。中は涼しい・・真夏でも蔵の中は、ひんやりしている。蔵の中にあるものは、ほとんど使わなくなったもの、でも捨てれないものだった。子どもの頃、ここは不思議な場所で気軽に入れなかった。


実は何年か前、蔵を壊して、車庫と物置を建てる予定になっていた。しかし、大工の父が病気になり、そこに生活費をかけてまで作ることに疑問がありやめた。


土蔵のどっしりとそして優しい姿に、なぜか心が落ち着く・・壊さなくて良かった。
迎えてくれる風景があるのは、とても幸せだと思う。
Top▲ by veronica-t | 2009-09-21 13:11 | 風の谷から | Comments(9)
植木谷に吹く風・・旧暦の盆の日に・・
b0169869_21571189.jpg盆・・といえば、かつて養蚕をしていた我が家は、昔から旧暦の7月にしていました。ここに暮らすほとんどの家が、以前は7月にしていました。しかし世代や暮らす環境が代わり、今は8月にされる家庭が多くなりました。

我が家も数年前、まだ美容室に勤めていたころ、私の盆休みに合わせて8月に変えたことがありました。しかし、今の暮らしを始めたころから、やはり我が家には旧暦の盆が良いと気づきました。


それは我が家の暮らしと、谷に吹く風と気温・・の関係です。
ここ植木谷は、山から流れる谷川があり、一歩谷に入っただけで涼しく、爽やかな風が心地良く感じます。

家の窓を開けていると、部屋を通る風は涼しく、時には肌寒く感じることもあります。ですから、我が家にはエアコンが、障害を持つ父の居る両親の部屋に一つだけ。他の部屋は網戸と扇風機だけで過ごせます。


そして旧暦の盆に吹く谷の風は、親戚に故郷を感じさせてくれます。
「ここは昔から涼しいところ・・」と、頬にあたる風を感じながら、久しぶりに逢う姉弟との会話は、いつまでも笑い声とともにつきることがありません。
Top▲ by veronica-t | 2009-07-15 23:06 | 風の谷から | Comments(15)
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