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カテゴリ:本業は訪問美容師( 60 )
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受け継ぐもの・・
b0169869_9153349.jpg今週末に紐落としのご予約をいただいた知人のお宅に、片道1時間かけて、当日着られる着物の丈の寸法合わせに出掛けました。
袖をとおし、簡単に紐で結び、鏡で姿を見せてあげると、ちょっと恥ずかしそうにされていました。

この着物は、お母様が紐落としのときに着られたもので、着物の仕立てからお宮参りに羽織られたものでしょうか・・、まるでこの日のためにと思えるほど、大切にされていました。




七五三のお仕事をさせていただいていると、何人かの子供さんが、こうしたお母様が着られたお着物に袖をとおされます。素敵なことだと思います。「年代ものなので、今の流行りと違うけれど・・」こう、お祖母さまが、愛おしそうに着物を撫でられる姿をみると思います。

愛おしそうに撫でられる着物には・・子供の成長を祝う親の想いが込められています。
ここに流行りはありません。


b0169869_9353064.jpg知人のお嬢様の着物の縫い上げをお願いした、和裁師の友人から一枚の写真がメールとともに送られてきました。

・・40年物のセットです。・・まさかのときは、どうぞ・・

その大切にされた綺麗な着物に、「大切に受け継ぐもの」・・
それは形にしてあるものだけではなくて、その想いなんだと感じました。


今朝、知人の奥様からの昨日のお礼のメールが届いていました。
七五三・・「綺麗な着物を着るのが目的じゃないんですよね・・娘やわが家族のことを思ってくださる方々の手で、七五三ができるということ、本当に感謝しております。ありがとうございます。この多くの思いを頂ける事、そしてそれを改めて感謝することが、七五三や通過儀礼の大切さだと思いました。」


・・美容師を続けてきて良かった・・と想う。
Top▲ by veronica-t | 2009-10-09 09:35 | 本業は訪問美容師 | Comments(4)
子を想う
親が子を想う・・この気持ちの表現は、いろいろあります。

例えば・・もし、何かをプレゼントするなら、あなたならどうしますか?


いろいろ歩いてみて、自分で確かめて探す・・
ネットで検索して、良いものを世界中から探す・・

それとも、我が子を想いながら作る・・


どれも子を想う気持ちには変わりません。





毎日届くメールから・・

そのメールは、子どもさんの紐落としの着付けを頼まれた知人の奥様からでした。

紐落としを島根の東部では、『七五三』と言って3歳で祝います。着物も被布ではなく、帯をしめます。
Iターンの知人には、ここでの暮らしや風習は、初めてのことが多いと思います。
まして七五三のような、一生のうちに一度だけ祝うことなら、なおさらです。
しかもこの土地ならではの風習は、自分の親に聞いても分からなければ頼る人も限られて、ずっとここで暮らしている私には想像できないほど大変なことだと思います。

知人の奥様は、可愛い我が子を祝う・・可愛い姿を見たい・・その想いで、少しずつ準備をされています。
着物を着るのに、何が必要でどう用意していいのか分からない世代は、何も今の若い親だけではありません。もう何十年と着物から、暮らしが遠のいているのですから・・。

そして昨夜のメールでは、ほとんどのものが揃い、当日の予定なども決まったとありました。
文の最後に、こう書かれていました・・

自分にできること・・・

b0169869_1911599.jpg「・・髪飾りをつくってみたりしています。邪魔かもしれませんが、出来上がったら、つかえるかどうかご相談させていただくかもしれません・・・。」と。


母として、子にできること・・
それは、晴れの日の娘へのプレゼント。

我が子を想いながら作る、髪飾り・・。


    *ブログにと、作られた髪飾りの写真を撮らせていただき使わせていただきました。ありがとうございます。


Top▲ by veronica-t | 2009-10-07 23:04 | 本業は訪問美容師 | Comments(7)
リズム
「この音が、ええなあ〜」
お客様の片方の耳に補聴器をもどすと、そうおっしゃった。

「散髪してもらうの初めてだね」
いえいえ髪を切らせていただくのは、今回で三度目。

最初は、カットを嫌がられ、鋏を入れるたびに手で払いのけられた。その手を気をつけながら、なんとか急いでカットをさせていただいた。
二度め、いつまた手を出されるのだろうと気をつけながら、急いでさせていただいたが、最後まで手を出されなかった。

そして今回・・
「取ってもええよ」と、初めて耳の補聴器を外させていただいた。
そして、補聴器のかかるところだけカットして、すぐ耳に・・。
「もう、ええの?」
「かかるところは散髪したので・・」
そうお伝えすると、黙って目をつぶられた。

シャキシャキ・・シャキシャキ・・ ・・・
髪を切る鋏の音だけが、部屋に響く。

「この音が、ええなあ〜」

シャキシャキ・・シャキシャキ・・ ・・・
部屋には、秋の心地良い日差しが入り、カットする鋏の音だけが響きわたっていた。
Top▲ by veronica-t | 2009-10-03 11:41 | 本業は訪問美容師 | Comments(10)
情と介護
先月の中頃、ちょっとした油断から風邪をひいてしまったことを、今、とても後悔している・・・

なぜなら、その日に予約された、ひとりのお客様のカットをお断りしたから・・・。


その方は、訪問美容を始めたころから、毎月、施設にお伺いしてカットをさせていただいた。前日に職員さんから「ちょっと体調を崩されて、寝たままでしてもらえますか?」と尋ねられ、側に今までと違うお客様の姿を見かけた。

風邪は、夜になると咳がひどくなった。
お客様に風邪でも伝染したら・・頭の中は、昼間見かけたお客様の顔が浮かぶ・・
そして早朝、施設で働く友人に、一通の断りのメールを送った。


数日後、あれからすぐに入院されたことを・・
そして先日、お客様を知る人から亡くなられてことを・・知った。

昨日、施設にお伺いし帰るとき、友人に思い切ってお客様のことを話してみた。「たぶん気にしていると思ったよ。でも仕方ない・・気にしないで・・。次の予約お願いしてたよね・・。」私の性格を知る友人は、私を気遣うように、笑顔で次回の予約の確認を始めた。
介護に携わり、毎日のようにお年寄りと接している友人たちは、日々こうした情と介護の狭間で暮らしている。


相手が人という仕事は、私には計り知れないものがある・・
Top▲ by veronica-t | 2009-07-11 08:33 | 本業は訪問美容師 | Comments(5)
訪問美容と介護
今日お伺いしたお客様は、髪の長さが肩を越えるほど長くなった、おばあちゃんでした。
「この前、施設で散髪してもらったんだけど・・あんまりでねぇ・・」
切ってもらったはいいが、3回ほど裁ちばさみで切られたような髪型に、驚き、悲しくなってしまったそうです。まわりを見れば、その日切ってもらった他のおばあちゃんもみんな、同じような髪型だったそうです。


あまりにも悲しい現実です。
短ければいい。切ってさえあればいい。
そうでしょうか?
この方は、こんな風になるのなら・・と、それからずっと伸ばしっぱなしです。


カットの途中で、「なんだかスッキリと軽くなってきて、涙が出るようだわ。」と、目頭を押さえながらおっしゃいました。
私のカットは、流行とは無縁です。同じ美容師さんから見ると古くさいカットでしょう。
でも、だからといって、どうでもいいなんてこともない。
その方にあった髪型を・・それが大切だと思います。


「これで、出かける気になったわ。」と、カットが終わり鏡に映る姿を見て、外出することに意欲的になられたようです。良かった。
『訪問美容と介護』・・直接は関係ないでしょうが、心の面では必要なんだと思います。
Top▲ by veronica-t | 2009-06-25 12:21 | 本業は訪問美容師 | Comments(5)
男らしい・・・?
昨日は、いつも呼んでいただいている施設に、4名様のカットにお伺いしました。最初の方をカットしている間、次にされる方が、その様子を部屋の外から見ながら待っていてくださいました。
最初の方のカットが終わり、次の方の準備をしていると、突然「男の方かと思った」と声をかけられました。95歳になられる、おじいちゃんには、私の後ろ姿は男に見えていたらしい・・・。

そういえば・・と、施設からの帰り道、ふと最近の自分の行動を思い返してみました。

b0169869_2356284.jpgベロニカの会のワークショップでは、白いコックコートに、青いコックタイ、青いエプロンを着て、皆さんをお迎えしています。
訪問美容師のときは、車から美容道具を持ってお伺いするので、美容室のときより力仕事になります。ですから動きやすいジーパンが多いです。
そして、焚き火小屋や山での作業、畑仕事では、ほとんど機能性や動きやすさ重視です。
土のう袋を何十袋も運んだり、コンクリを練ったり、薪割り、山から木や竹を担いで運び出したりしています。

男らしい姿かもしれません・・・・・。でも日々のこうした作業は、訪問美容で役立っています。

訪問美容でお会いする方の、ほとんどが農業経験者です。
畑や山の作業で気付いたことをお話をすると、お客様の緊張もほぐれて安心してもらえます。そして楽しそうに昔話をしてくださいます。私にとっても皆さんの経験談は勉強にもなります。
短い時間ですが、お客様との楽しい時間です。
Top▲ by veronica-t | 2009-05-14 00:00 | 本業は訪問美容師 | Comments(0)
道具の手入れ
b0169869_2215426.jpg
訪問美容で、お客様に接している時間以外に一番時間をかけていること・・

それは、お伺先から帰ってからの、道具の手入れです。
えっ、準備じゃないの?と、思われるかもしれませんが、準備より持ち帰った道具の手入れに時間をかけています。

どうして?と思われるでしょう。それは・・
お客様に接しているときは、その方に合わせて時間を考えながらしています。でも終わったら、お客様に早く身体を休めてもらいたいと思っています。そのためにも片付けはスピーディに、持って帰る道具は髪の毛がついたまま、もちろんカットした髪の毛も持ち帰ります。

持ち帰った道具は、きれいに髪の毛を取り、消毒をしたり、洗ったり、次の仕事に使えるようにします。
決して汚いからではありません。
私がお伺いするのは、ごく普通のお宅や施設です。そこに持っていく道具に、最初から髪の毛が沢山ついていたら・・・・・私なら嫌です。

さっきお伺いしたお客様のことを考えながら、次にお伺いするお客様のことを思いながら、道具の手入れをしています。

b0169869_21193662.jpg

Top▲ by veronica-t | 2009-04-26 22:21 | 本業は訪問美容師 | Comments(0)
シャンプーセット
b0169869_971880.jpgお客様に気持ち良いシャンプーを・・
そのために必要なのは安心してシャンプーの出来る道具です。

初めのシャンプーセットは早く使いこなしたいという思いから、ネットの通販で探し出したものでした。
そして届いた品物をみてガッカリ・・・・・・
これが訪問美容でのシャンプーセットの限界なのかもしれない・・こんな諦めの気持ちを、これがあれば家でシャンプーが出来るからと切り替えて、何度も練習をして使っていました。

しかし使えば使うほど危なっかしくて、シャンプー道具に気を取られてばかりで、思うように仕事が出来ませんでした。
焦りと諦めの毎日でした。
そんな気分を前向きにしてくれたのは、自然の学校の代表とスタッフの方の、安心してお客様をシャンプーできるようにと、椅子を何度も何度も合うように作り直してくれたり、カバーを作ってくれる姿でした。
彼らの前向きな姿に、もう一度一からやり直そうとシャンプーセットを探しました。

そして、探していた素材で作られた理想のシャンプーセットを見つけました。
そのシャンプーセットは、広島の『たかっちさん』という美容師さんが、やはり探しても無いからと自分で考えて仲間と作られたものでした。

まずは見せてもらいたいと連絡をすると、快く見せていただき、いろいろお話もしてくださいました。
今まで抱えていた疑問や不安そして喜びを解ってもらえて、また今までの経験からいろいろなアドバイスをしてもらえました。
同業者の存在に、こんなに勇気をもらえて心強いなんて考えていませんでしたから、たかっちさんに会えて本当に良かったと思います。
そして、そのシャンプーセットは、実際に訪問美容をしながら考えて作られていたので、無駄がなく機能性に優れていました。

たかっちさんから譲っていただいたシャンプーセットは、私の訪問美容スタイルに合わせて改造し、今では大切な道具・・いえ、なくてはならない仕事の相棒です。
Top▲ by veronica-t | 2009-04-14 09:58 | 本業は訪問美容師 | Comments(2)
気持ち良いシャンプーを・・・
b0169869_8282530.jpg訪問美容を始めるときに、特にこだわったのは『美容室のシャンプー・気持ち良いシャンプー』でした。

美容室での、あの何もかも忘れて、ただ気持ち良いと思える時間を、美容室には行けそうにないからと諦めないでほしいと思いました。
そして家でも施設でも、どこでもシャンプーが出来るとしたら、髪のお手入れもカットだけでなくパーマもカラーも出来る。
いつまでも女性でありたい・・いつまでも自分らしくいたい・・そんな誰もが思う、ごく当たり前な思いを、私のできることでお手伝いができたらと思います。

お客様にとって気持ち良いシャンプーとは、訪問美容師の私にとっては安心してシャンプーができることです。
今では、少しずつ口コミで利用していただくお客様も増えてきました。
これからも、ひとりひとりのお客様との時間を大切にしていきたいと思います。
Top▲ by veronica-t | 2009-04-13 08:43 | 本業は訪問美容師 | Comments(0)
いつでも どこでも おひとりさまから
b0169869_072699.jpg私の本業は、美容師です。
「田園に豊かに暮らす」ライフスタイルを探し始めたときに、この仕事についても考えました。
そして自分のこれからも考えながら、いつかはやりたかった『訪問美容師』を始めることにしました。

そのきっかけは、お客様の言葉と祖母の存在でした。

「私は、おじいちゃんじゃないよ。歳取っとるけど、いつまでもおばあちゃんだから。同じ短くするのも美容院がいい。」80才代で刈上げをされるお客様の、いつまでも女性らしく生きたいと思う言葉。
「若い頃からの行きつけの美容院は遠くて一人では行けなくなってね。でも近くに良いところがあって良かったわ。でも・・ここにも来れなくなったら・・どうしようかね・・・。」そうポツリとおっしゃった、ご自身の老いと向かい合った言葉。

そして脳梗塞で寝たきりだった祖母は、病気で家族と他人の区別もつかなくなり、少しの時間でも車椅子に座るのを嫌がっていました。
それなのに住み慣れた我が家で、私がカットをするその時間だけは車椅子に座っていることが出来ました。

別に私でなくとも良いのでしょう・・でも、どうしても美容室に行くことの困難なお客様に、その方の暮らしや体調にあった髪のお手入れをしていただきたい。
この田舎にも、美容道具を車に積んで、お客様のもとにお伺いする美容師が一人いてもいいだろうと考えました。
そして2006年暮れ、「いつでも どこでも おひとりから」をモットーの、訪問美容を始めました。
Top▲ by veronica-t | 2009-04-12 00:48 | 本業は訪問美容師 | Comments(0)
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