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うちのキッチンストーブの試作。 「瓦のキッチンストーブ」から ずっと使う「うちの かまど」へ。 とりあえず、焔が上にあがった。 - うちのキッチンストーブ 「かまど」 - 幼いころ、我が家の台所の真ん中には 焚口がいくつもある「かまど」があった。 煮炊きする作業が辛くないようにと、高い位置に焚口があって、 幼い私には、何が煮えているのか覗くことができなかった。 台所の片隅には、お風呂の焚口もあった。 母と祖母は、ご飯ごとをしながら風呂焚きをしていた。 そんな光景が懐かしいと思うより 今、当時のような暮らしがしたいと思う。 今でも風呂は薪を焚き、燠をとり堀炬燵に入れて暖をとる。 焚き火小屋で「かまど」と「炉」に薪を焼べて調理しながら いつか、うちの「かまど」と「パン焼き窯」を作りたいと思った。 「瓦のキッチンストーブ」を使ってみたら、燃料が少なくて驚いた。 煙突がいらないところにも惹かれた。 家のある谷には、杉や竹が生い茂り、燃料になる木がない。 谷を吹く風も強く、煙突から出た火の粉が危ないから、 風呂焚きができない日もある。 燃料が少なく、風が強い日でも火が熾せる「キッチンストーブ」から、 これからずっと使っていける「うちの かまど」へ。 パン焼き小屋に少なくてもキッチンストーブを2つは作りたいので なるべく無駄をはぶいたサイズにおさめたい。 とにかくどんな風になるのか組み立ててみた。 瓦の良さは、なんといってもそれだけで安定すること。 また、瓦の厚みで数センチ単位で高さ調節ができる。 煉瓦だと厚みがあり、微妙な高さかげんが難しく、 思うように高さと幅が出せない。 何度か作ってみたが、空気口が広くなりすぎて風が思うように入ってこない。 焚口との境の瓦を、奥に押し込んだり引いたりして 風の入る勢いと量を調節して、なんとか完全燃焼するようになった。 これから何度か組み直して、 自分サイズのものを作っていこう。 - 「焚き火小屋の備忘録」より - *原理の理解のために。もしくはサバイバルなロケットストーブの作り方 *集会所などの避難施設で使えるように考えたダブルコンロの記事 *「ノブヒェン窯」について - はるのさんの「山の子」のブログより - *瓦のキッチンストーブの作り方 *「フライパンのパン焼き窯でピザを焼こう!」 Top▲
by veronica-t
| 2011-04-10 10:42
| 焔のある暮らし
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Comments(8)
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まこりん
at 2011-04-10 13:28
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おめでとう!
やさしい焔の色! どんなパンが焼けて、どん料理が、出来上がるのでしょう。。。 taeさんの宝物。 家族の笑顔の元のキッチンストーブ。 1斗缶キッチンストーブ毎日使っていますが、 まだまだ焔の初心者ですが、 いつか、パンが焼ける日が来る! 出雲も湖西も、やっと春が来て、 畑の土が深呼吸して、育っている野菜が笑っているような、 そこら中お花が咲き、鳥がさえずり、 まさに地上天国ですね!
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t-haruno-2 at 2011-04-10 18:28
あの耐火煉瓦、優しい綺麗な色でしたから
さぞや良い色合いの「うちのかまど」が出来上がるのでは と楽しみです。 「うちの」って良いですね。良い響きです。 「うちの山」「うちのかまど」 ズッシリした生活の響き。
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nonisaku-hana at 2011-04-11 00:35
夢中で試作するtaeさんが思い浮かびますよ~。
いろんな意味で、自分サイズって大事ですね。 ふたつのかまどが、使い勝手よくレイアウトされたパン焼き小屋になるといいですね。 でも、無理しないでねっ。
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veronica-t at 2011-04-11 21:34
◆まこりんさん
ほんと優しい色です。 このときの焔は、甘い和菓子の「さくら餅」の生地を焼いたんですよ。 「さくら餅」は、桜が咲く、この時期の和菓子屋さんでよく見かけます。 疲れているときとか、やっぱり甘いものが良いかな〜なんて 頑張ってる人にって「さくら餅」を作ってみたくなって。。(笑) 少し前から材料を揃えて、キッチンストーブができたら焼こうと 決めてたんですよ(笑) とても綺麗に焼けました。 まだまだ改良していくところが、たくさんあって楽しいですよ。 パンも焼いてみたいけど、窯の材料を地道に揃えてますので、もうしばらくお預けです(笑) まこりんさんとこの一斗缶キッチンストーブ、大活躍ですね。 またご馳走してくださいね。。楽しみ。。
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veronica-t at 2011-04-11 21:44
◆はるのさん
ありがとうございます! はるのさんの「山の子」、本当によく解るように書かれてて、助かります。 実は・・参考にさせてもらいました。(笑) うちにあるものを探してたら、わざわざ岡山まで出かけて気に入って購入した耐火煉瓦が・・。 同じ作るなら、ずっと使える「うちの かまど」を作ろうと思ったんです。 中古の耐火煉瓦なので、風合いも色もとてもいい感じです。 ただ、完成品は煉瓦が見えないかもしれません・・。 「うちの・・」って言葉、はるのさんが教えてくださって、本当だ〜って気付きました。 ほんと、良い響きです。
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veronica-t at 2011-04-11 21:55
◆hanaさん
見えました〜〜(笑) もう楽しくって楽しくて。。 積み木遊びしてる気分でした。 でね、いい感じに積んだぞ!って、思うと、急に風が出てきて場所移動とか ほんと何度積み直したかなぁ。 やっと積んで、火をつけると「あれれ〜おかしい・・」って、また少し煉瓦を動かしたり 夢中になりました。はい。(笑) パン焼き小屋、どんどんイメージがふくらんできています。 小屋にいても、五感すべてで自然と触れ合うことのできる小屋をと イメージですよ・・イメージはできてんですけど(笑) もうnatsuさんは、窯もキッチンストーブも作ったそうです。 それぞれ同じものを見てきて、感じるものは違ってたり、どんなのが出来たかなって 見せてもらうのが楽しみです。 いつも、ありがとうございます。
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at 2011-04-11 22:00
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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veronica-t at 2011-04-11 23:20
◆鍵コメさま(2011-04-11 22:00)
ありがとうございます! そうなんです。そこに拘ってます(笑) ほんと、遊びに来て欲しい!ですっ!
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