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ミナミノカオリ
ミナミノカオリ_b0169869_2141999.jpg

久しぶりにパンを焼いてみました。

今日の小麦粉は、お初の粉で
「ミナミノカオリ」という国産の強力粉です。

九州で研究された小麦粉で、今では全国に広まっているそうです。
この近くでは、広島でも作られています。

初めて手にした「ミナミノカオリ」は、

し、白い・・

今使っている小麦粉は「キタノカオリ」。
いろいろな国産の強力粉の中で、いちばん相性の良い小麦粉です。
その「キタノカオリ」は、少し黄色がかった粉なので、この白さに驚きました。

今回は、小麦粉の味と風味が分かるように、イーストも砂糖も塩も少なめに。

「ミナミノカオリ」は、ぬるま湯を加えると、団子を捏ねているような感触です。
その感触がやわらかく感じるようになるまで、水分を加えて捏ねていきます。


ミナミノカオリ_b0169869_2315250.jpg
最初の感触が違っただけで、
発酵そのものは、
今までの粉とそう違いはありません。

でも、まあなんて色白なんだろう。。





ミナミノカオリ_b0169869_22121043.jpg

今夜は、煉瓦の様子も知りたくて、煉瓦を組み立ててパンを焼いてみました。

やっぱりパンを焼く焔を見るのは楽しい。。

風が強くても、煉瓦を組んだ中は、ちゃんと焔が燃え続けています。
さすが耐火煉瓦、外側は熱さを感じません。


なんとなく窯の大きさが分かり、
小麦粉の感触も分かりました。


肝心の「ミナミノカオリ」の味のほうですが・・
砂糖少なめなのに、噛めばかむほど甘味が増してきます。
「キタノカオリ」のような、もちもちっとした感じのパンにはならなかったけれど、
そのうち、この小麦粉に合う作り方を見つけ出せればと思います。

島根はパン用の強力粉ができない土地・・
でも、この「ミナミノカオリ」は、同じような気候のところでも育ってます。
ここらで育たないかな・・と、期待しながら。


久しぶりに焼いたパンは、あっという間に
みんなのお腹に消えていきました。。







 

- 「キタノカオリ」の覚書 -

少し黄色がかった小麦粉で、捏ねていると次第に白っぽく変わってくると、
弾力が出てきて、生地が押し返してくるのが分かります。
水をよく欲しがる粉で、もうこれくらいで良いかなって思っていても、
しばらく捏ねていると水分が不足してきます。

国産の強力粉は、国外の強力粉と違って水分が多いとダレてしまい、
せっかくのクープも浅くなってしまいます。
でも「キタノカオリ」は、水分を欲しがるほど加えると、やわらかな弾力のある
パンに焼きあがりました。



Top▲ by veronica-t | 2011-01-18 22:20 | 焔のある暮らし | Comments(0)
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