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冬の焚き火小屋で、もの作り
冬の季節になると思い出す、懐かしい光景は
一段落した野良仕事の合間の手仕事をする姿です。

野良仕事で使った道具を手入れしたり・・
山に入って、薪にする木々や小枝を集めたり・・
家族の服のほころびを直したり・・
稲藁で、縄を編んだり・・
掘り炬燵座って編み物をしたり・・

今では、その姿も見かけなくなりました。

あのゆったりと時が流れる心地良さを感じていただきたくて
この日のワークショップは「冬の焚き火小屋での、もの作り」をしていただきました。



- 木の実のリース作り -

冬の焚き火小屋で、もの作り_b0169869_23431739.jpg

この日のお客様は、可愛らしいちびっことお母さん。
山の木の実を使って、クリスマスに飾るリース作りです。

冬の焚き火小屋で、もの作り_b0169869_0163383.jpg
どこにつけようか〜?
ここ!

冬の焚き火小屋で、もの作り_b0169869_0165496.jpg
お母さんと一緒にリース作りです。
とても楽しそうです。

冬の焚き火小屋で、もの作り_b0169869_0171326.jpg
どうでしょう。。
とても素敵なリースが出来上がりました!





- 竹の箸作り -
冬の焚き火小屋で、もの作り_b0169869_017411.jpg
私たちの子どものころまでは、
竹は、稲を干す「はで」に使われたり、
洗濯物を干す竿や、畑の作物を植えた目印や杭、竹細工など
私たちの身近な暮らしに役立つ貴重なものでした。

それが今では竹に代わるものが出始めて、
竹細工も輸入物が安く手に入るようになり、
手入れをしない山では、竹は邪魔なものでしかありません。

その竹に着目されて、今の暮らしにあったデザインの竹細工や
燃料への使い道を考えていらっしゃる、しまね自然の学校の代表
子どもにもできる箸作りを教えていただきました。

ナイフを巧みに使って竹を削られる代表の手に、みんな釘付けです。


冬の焚き火小屋で、もの作り_b0169869_018124.jpg
今回は、ちびっこにも出来るようにと
ある程度まで作ったものを用意してくださいました。

その箸を、荒いサンドペーパーで仕上げていきます。

冬の焚き火小屋で、もの作り_b0169869_0181781.jpg
ナイフで削ってみる子も・・。
削り終わったところで、ホッ。
細く削れた竹を見て、とても嬉しそうでした。




この日は、竹の箸もリースも、あと少しで完成というところまで準備してくださいました。

それは、この日が午後からだったことと、
また、こうした手仕事を、今では大人もしません。
それを小さな子どもに、最初からというのは難しいものです。
この日は「出来た!」という、その気持ちを大切にしていただきました。

そして、もの作りの素材が、身近にたくさんあるということを
子どもたち、そして大人も気付いてほしいなと思います。



・・追記・・
先日、竹の箸作りをして、「僕の箸」と喜んで持ち帰った子どもさんが、
次の日からずっと、その箸で給食を食べているそうです。
「僕の箸」・・この輪が少しでも広がってくれればと思います。

なお、ベロニカの会のワークショップで、代表に教えていただく「竹の箸つくり」は、今回のみです。
竹の箸・スプーン・フォーク作りを希望される方は、しまね自然の学校へお問い合わせください。

・・・・・・・・
しまね自然の学校の代表さま、
子どもらの気持ちを大切に思って、今回引き受けてくださってありがとうございました。









Top▲ by veronica-t | 2010-12-13 23:54 | workshop | Comments(2)
Commented by t-haruno at 2010-12-15 19:29
僕の箸。
そう、箸を持ち歩いて、使って使って折れたら、、また作る
そういう発想の出来る子が、ここから増えてくれるかも。
毎年ひどくなる一方の黄砂を見ていると
砂漠化が進む中国で作られた割り箸を、バンバン使い捨ててる場合じゃないでしょーーー
と髪の毛が逆立ちそうになります。
一方で、日本は砂漠化どころか、竹や樹に集落が飲み込まれそう・・・。
これを救うのは、国産割り箸か国産マイ箸しかないのでは
と思います。
僕の箸の男の子、生活用品を自分で作ったというのが
ものすっごくものすっごく誇らしかったのでしょうね。
ものづくり、手作りが好きになってくれたかな。
Commented by veronica-t at 2010-12-17 09:20
*はるのさん
「僕の箸」と給食に使ってくれたのは、前回参加してくれた男の子なんですが、
目の前で、竹から爪楊枝や竹串が出来て、そして箸が出来て、とても驚いたそうです。
本当なら、自分で作ることが大切なんでしょうけど・・
でも、今の子どもたちには、身近な素材から何かできることや、手仕事そのものが理解できないと思う・・。
「つくる」というもですけど、こうした驚きや喜び、子どもたちの秘めたワクワクを引き出せたらと思いました。
ただ・・この企画もここまで・・、この日、私たちのワークショップでは、野菜を収穫して調理することだけを大切にされたら・・と、アドバイスをいただいたんですよ・・。
そしてベロニカの活動も、しばらくお休みです。
春になりイヌフグリが咲くころ、ゆっくりと自分たちらしく始められたらと考えています。
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