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煉瓦の街へ
今朝、急に冷え込んだと思ったら、朝から雪おこしの雷が鳴っています。
今日は、「かまど」と「パン焼き窯」に使う耐火煉瓦を探しに、「煉瓦の街」に出かける予定です。

「煉瓦の街」とは・・
同じ中国地方の岡山県の備前。
耐火煉瓦のことを探して見つけたお店「ふじた屋」さんが、ここ備前にあったのです。

以前、本業で使う高額な道具を、ネット上の通販で購入し失敗してから、大事なものは自分の目で見て確かめて、納得したものを買うように決めています。
それも、田舎道限定自動車運転手の私でも行けるところ・・、だったのですが・・・

今回お邪魔した「ふじた屋」さん、岡山といっても兵庫県境にあって、しかも苦手な高速道路を4つも乗り換えしなくちゃならない・・。
ま、仕方ない・・、普通道を通って、丸一日かけてでも行こうと思っていたのですが、
同じように「かまど」を作ろうとしているnatsuさんが、「一緒に行くよ!運転もするよ!」と言ってくれて、朝、子どもらを見送ってから出かけることにしました。

初めて通る高速の地図を、ntstuさんのご主人が分りやすく書いてくださり、それを頼りに出発です。
冷たい雨は途中で雪にかわり、今年初めての雪景色を見ながら、車は岡山を目指します。
トンネルを通り抜けるたびに、まわりの景色はかわり、岡山に着くころはとても良いお天気になってました。

備前インターを降りたところで、迎えに来てくださった「ふじた屋」さんに、煉瓦置き場まで案内してもらい無事に到着です。
道の下に広がるたくさんの煉瓦の山、写真に納めるのも忘れるほど感激してしまいました。

煉瓦の街へ_b0169869_2356153.jpg
着いてさっそく、探している煉瓦のことや、どんな風に煉瓦を使うとか、こちらの考えと、それにあった煉瓦など、いろいろな煉瓦の話を聞きました。

ここ「ふじた屋」さんは、国産の煉瓦を再利用されている煉瓦屋さんで、使えるものは手入れをして、また再生が必要な煉瓦は作り直して販売されているお店です。
「煉瓦のことなら、何でも聞いてください!」と、おっしゃる煉瓦のことが大好きな心強い煉瓦屋さんです。

煉瓦の街へ_b0169869_23562155.jpg

耐火煉瓦と、ひとことで言えばそれまでですが、本当に奥が深く、
また、こちらの煉瓦にはそれまでの歴史もあり、とても良い風合いのあるものがたくさんありました。

煉瓦の街へ_b0169869_2356411.jpg

このグレーの煉瓦は不純物を手で落として、そのままの形をパズルのように合わせながら山にされていました。

もう、ここまでくると、素人の私でも感動するくらいの職人技です。

煉瓦の街へ_b0169869_2357270.jpg
その作業をされている職人さんです。

暑くても寒くても、こうした野外での作業。
しかも、すべての煉瓦を、ひとつひとつ手作業で不純物を取り除き、そのまま使えるもの、再生が必要なものと分けられるそうです。

その熟練された作業は、時間を忘れていつまでも眺めてしまうほどでした。

今回お世話になったのは4代目になられる息子さんで、作業されるお父さんの姿を見ながら
「あの人たちのような職人は、今の煉瓦業界ではとても貴重な存在です。
とても教わることが多いです。」と、おっしゃった言葉が、今でも心に残っています。

煉瓦の街へ_b0169869_23571927.jpg
この少し黄色がかった耐火煉瓦・・
これを、私たちのためにと、取りおきしてくださっていたそうです。

私の考える「かまど」も「パン焼き窯」も、この風合いのある煉瓦は表にでないのが、なんだか申し訳ないような・・
でも、しっかりと基礎となって、我が家の「焔のある暮らし」を支えてくれると思います。



ふじた屋さん、お忙しいところありがとうございました!


そして、natsuさん・・片道3時間半、往復7時間もの運転・・ありがとう。。
Top▲ by veronica-t | 2010-12-09 23:57 | 焔のある暮らし | Comments(8)
Commented by t-haruno at 2010-12-10 19:33
中国山地を突っ切っての道中、お疲れ様でした。
備前というと備前焼き・・・焼き物の街というイメージだったのですが
同じ土を使って煉瓦も焼かれているのですね?
煉瓦の街だとは知りませんでした。
それも、再利用煉瓦なんて、なんて根気のいる職人技なんでしょうか。
後継者の4代目がいらっしゃるってことに
また感激です。
耐火煉瓦の表面の風合いも、色合いも、素晴らしい。

ところで
冒頭の「雪おこしの雷」という表現が、実はわからなくて。
積雪のある地域に住んだことが、まったく無いので、本当にわからないのですよ。
雪が降り始める前に、なんていうか、夕立が近づいてる時みたいに、遠くからゴロゴロ聞こえてくる・・・ということでしょうか???
Commented by veronica-t at 2010-12-11 00:51
はるのさん
はい、中国山地を突っ切って行って来ました!(笑)
私も備前というと、備前焼の焼きものというイメージしかありませんでした。
今回、良い勉強になりました。
新しく煉瓦を作ってしまえば、ここでされている作業もないわけで・・
歴史とともに刻まれた美しい煉瓦の風合いもありません。
何より、この職人技も必要ないわけですよね。
ここで受け継がれるものって、煉瓦を作る技術だけじゃないから、なおさら感動しました。
何か、今、私たちの考えてる暮らしにも繋がるんですよね。

「雪おこしの雷」の表現、そうなんですね〜気づきませんでした。
はるのさんの推測通りです。
雪が降る前に、雷が鳴るんですよ。
初めて(久しぶりに)雪が降る前に、雷が鳴るときに使うことが多いです。
Commented by まこりん at 2010-12-11 09:32 x
煉瓦の街は、備前だったのですね!!
備前焼しかイメージなかった。。。。

島根からだと、中国山地縦断で岡山は遠いのね!

taeさんのかまどやパン焼き窯に使われる耐火煉瓦なら、
うちの倉庫の炉づくりにも欲しいなあ。。。。

こちらも、比良や朽木の山に昨日初冠雪でしたよ。
寒くなりますね!
ああ、焔が欲しい!!!
Commented by veronica-t at 2010-12-12 00:47
まこりんさん
私も同じです、備前というと焼き物のイメージしかなかったです。
勉強になりました。

島根から岡山・・もっと近くて簡単に行けると思っていました。
でも、トンネルを抜けるたびに変わる景色、とても素敵でした。
そして、なかなか出掛けることのない二人、ほんとワクワク楽しかったです。(笑)

・・すみません・・お店の方に、まこりんさんのお話・・しちゃいました。(ペコッ)
とても正直な業者さんでした。
資材置き場や煉瓦を見ても、それが伝わってきましたよ。。

初冠雪でしたか。
これから、ますます寒くなりますね。
焔・・良いですよ〜〜。。
Commented by まこりん at 2010-12-12 14:30 x
ワオオオ~♪♪♪ 嬉しいわ~!!!

そうなると、
”まこりん煉瓦の街に行くっ!”
と、なるわけですよねっ!!!

ここからだと、同じくらい時間かかかるかな?
でも、
運転は平気、平気!!
なんのそのの距離です。

倉庫 SOKO SOKO 計画はぐんと進みます。
ありがとう!!!
Commented by ふじた屋です!! at 2010-12-12 23:29 x
こんばんは^^お世話になります!!

コメント遅くなりました^^

遠いところ足を運んで頂きありがとうございました^^

耐火煉瓦の良さは実際に触って感じてイメージしてっと

実物を見てもらうことが一番だと思います!!

煉瓦の話になるとつい長話になってしまって

寒い中ありがとうでした^^

ふじた屋はスタッフ一同どんな些細なことでも

全力でサポートしますので

なんでも、きいてくださいね^^

※パンありがとうでした^^

息子は2個食べました。。。。。。ペロリっとww
Commented by veronica-t at 2010-12-13 17:09
まこりんさん
グッと近くなりましたか〜?
それは良かったです。
ふじた屋さんは、とっても元気のある、しかも丁寧な方ですよ。
私は仕事やいろいろな交渉事など、それから人との関わり方も、とても不器用なんですよ。
その方に直接会って言葉を交わすってことを、とても大切に思うんです。
仕事など交渉事は、得に会わないと落ち着かないんです。
そして、お会いした方から、ほんといろいろなことを教えていただいています。
人との出会いがあるってことは、とってもありがたいことですね。。
まこりんさんの「焔のある暮らし」楽しみです。。
Commented by veronica-t at 2010-12-13 17:18
ふじた屋さん
コメント、ありがとうございます。
今、一緒にお伺いしたnatsuさんが、配送をいろいろと手配してくださってて・・
それが出来次第、お伺いします!
煉瓦は、とても気に入りました。
そして「ふじた屋さん」という職人さんにも!
お客様のことをとても大切に、そして煉瓦のことを大切にされていることが、よ〜く伝わってきました。
職種は違うけれど、お客様あっての仕事、どこか通じるところがありました。
炭のお話も、ちょっとジーンときちゃいました。
パン、喜んでいただいて嬉しいです。
実は、あの日のパンは、二人のちびっこ君にと焼いたものです。
ひとりは、ふじた屋さん・・
もうひとりは、いつか逢いたいなって思っている男の子です。
二人のちびっこ君に喜んでもらえて、ほんと嬉しいです。
ありがとうございます。。
今度は、あの煉瓦で作ったパン焼き窯で、美味しいパンを。。と思っています。
こちらこそ、お忙しいところありがとうございました。
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