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母も綺麗に・・
先日パーマにお伺いしたお宅から、
「いつも、うちのおばあちゃんを綺麗にしていただいてるでしょ。主人がね、里のおばあちゃんも綺麗にしてあげれないだろうか・・って言ってくれて、どうかしら?」と、問い合わせがありました。

お二人とも車椅子生活をされていて、一緒に暮らしていらっしゃるおばあちゃんは、以前寝たきりだったのですが、髪の手入れをされるようになってから、とても生き生きされてベット生活から車椅子に変わられたのです。
そんなこともあり、今回ご実家のおばあちゃんもと思いつかれたそうです。

「少し頑固なおばあちゃんだから・・来ていただいてもしてくれるかどうか・・それでも来てくださる?」
答えはひとつ、「はい」です。
お伺いして、それでもご本人が「したくない」と、おっしゃれば次の機会にさせていただく・・
それが訪問美容師の仕事ですから・・。


そして今日、おばあちゃんの不安なところをひとつずつ聞いて、ゆっくりご本人のペースに合わせて髪の手入れを始めました。

90歳前後のお客様に多いのですが・・シャンプーをご自身でされた経験がないのです。
このおばあちゃんも、そのひとりで、すべて行きつけの美容師さん任せ・・
私の手入れのやり方、ひとつひとつに疑問を感じていらっしゃいました。

それに、ひとつずつ答えを出しながら、道具を説明してやり方を説明して進めていきます。

初めて触れさせていただくお客様の髪、しかも不安いっぱいの・・
毎回、訪問美容の場合、お客様の様子や体調、気持ちの変化にも注意をしながら、本来の美容の仕事もしていきます。
そして、お客様の「素敵」を見つけてあげるのが、この仕事です。

いつもより、ずっと時間をかけて、それでもおばあちゃんの不安はいっぱい・・。

シャンプーのころになると、その不安と疑問はいっぱいに・・
「それだけのお湯で、ちゃんと洗えるの?」
「ねえ、どこからお湯は来ているの?」
「お湯が出るのよね?水じゃないのよね?」
「なんで、お湯が出てくるの?」
「その汚れたお湯は、どこに行くの?」・・
そのひとつひとつにお答えして・・・・・。

ブローをして、ホットカーラーで巻いてセットして、お手入れ終了。
鏡を見られたそのお顔に、さっきまでの不安気な表情はなくなり、まんえんの笑顔で一言。

「いろいろなこと言ってごめんなさいね、ありがとう。」


そういえば、今日は『敬老の日』でした。

「母にも綺麗になって欲しくて・・、
今まで世話になった母への、これが今日の日のプレゼントです」

なんだかとても大変な、そしてとても嬉しい一日でした。
こちらこそ、呼んでくださってありがとうございました。
Top▲ by veronica-t | 2010-09-20 22:00 | 本業は訪問美容師 | Comments(15)
Commented by sankanjin at 2010-09-21 11:00
ああ、とってもいいお話ですね。
いつだったか、何かの本で読んだのですが、、
外国の病院でのお話です。
婦人(老婦人も)の手術が終わってから、してあげることのひとつがマニュキアなんだそうです。
麻酔から覚めた時に、一番最初に目にするものが綺麗にマニュキアを施された指。(それを見た時の喜びは想像に難くないです)
それが生きる希望に繋がって、治りも早いのだそうです。
お化粧の持つ力というものを感じた一瞬です。
どんなに高齢になっても、車いすとなっても、まして寝たきりになっても
、ルージュ一本。引いてあげること、身だしなみを整えてあげることの
威力と言うか、、、そうしたものを思いました。
たえさんの、シャーンプーにも通じるところがあって、本当に感動しました。
丁寧にお客様の『素敵』を見つけて上げる仕事。
大変だとは思いますけれど、、、、素晴らしい事ですね。

敬老の日。こうしたプレゼントをなさるかたの思いが、また素敵ですね
Commented by たかっち。 at 2010-09-21 16:46 x
この仕事、
ご本人さんの笑顔もですが、
ご家族の笑顔も呼ぶことのできる仕事ですよね~~。
年末の大掃除の最中にお邪魔してパーをかけたおばあちゃん。
重度の認知症なんですがに~っこり。。。
それを見られたご家族が
『みんな来て来て~~!おばあちゃんが笑いよるぅ~~!』
『ほんまじゃ!3年ぶりくらいじゃね、笑顔見るの!』
お嫁に行かれた娘さんなども帰っていらっしゃったのですが、
忙しい手を休めみんなでワイワイ大盛り上がりでした。

敬老の日のプレゼント、なんて・・・
いいですね~~!!(*^.^*)
Commented by t-haruno at 2010-09-21 20:14
ん?
え?
シャンプーをご自身でされたことが無いと言うのは・・・???
数日に1度とか、週に1度、美容院へ行ってシャンプー&セットをしてもらうのが習慣だったと言うことでしょうか?
私はパーマをかけていないので、
美容院へは2ヶ月に1度くらい、カットをしに行くだけなんですが、
私が子供の頃、
女性という女性が皆パーマをかけていた時代、
「美容院へセットをしに行く」という言葉をよく耳にしましたっけ。
そのおばあちゃんも、そういう習慣だった・・・?

根気良く、お客様の心に寄り添って。
また、ご指名があるかもしれませんね。
敬老の日に、こういう贈り物をされる娘さんも、素敵ですね。
Commented at 2010-09-21 21:05 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by veronica-t at 2010-09-23 08:42
ママさん
ごめんなさい。。
コメントいただいていたのに、PCの前になかなか座れなくて、こんなに遅い返事になってしまいました。
女性ってね、やはり何歳になろうと「綺麗でいたい」という想いはありますよね。
ただ、その人によって「綺麗」は違ってくるんでしょうけど・・。
いつだったか、初めて訪問したおばあちゃんが、ありったけの化粧品使ってバッチリお化粧されてて、どう反応していいか戸惑ったことがありました。
すると「さっきまで寝込んでたんですけど、美容師さんが来られるよって言ったら、急に床をあげて化粧し出したんですよ」って、娘さんが話してくださいました。
もともとお化粧や身だしなみをきちんとされていた方だったそうなんですけど、ほんのさっきまで起き上がることもできなかったそうです。
それなのに、髪を綺麗にしてもらうっていうだけで、こんなに元気になったと驚いていらっしゃいました。

長くなったので、↓に続きます。。
Commented by veronica-t at 2010-09-23 08:44
こうしていろいろな方とお会いしていて思うんです。
その国の女性のあり方なんでしょうか・・
ママさんが書いておられるように、女性の美への想いが大切にされている国はたくさんあります。
でも、日本ってやはりどこかに、それを表現したらいけないことっていう想いがお年寄りの世代には深く大きく残っています。
もちろん、美への想いも人それぞれ・・私も「女性の美」は、化粧をされてなくても心から微笑む笑顔だと思っています。
だから、化粧っけの全くないシワのたくさんある色黒のおばあちゃんの笑顔なんて、本当に素敵です。
この仕事をして、この素敵な笑顔にたくさん出会えましたよ。。
Commented by veronica-t at 2010-09-23 08:59
たかっち。さん
コメントへの返事が、すっごく遅くなってしまいました。ごめんなさい。(ペコリ・ペコリ・・)
本当に、このたくさんの笑顔に出会えるから、少々の苦労なんてへっちゃらで、頑張って続けれられるんだと思います。
って、最近ますます道具を運ぶ後ろ姿を見て「男の方かと思った〜」って言われてますけど・・
そんなのも気にしません!この笑顔があれば!(笑)

訪問美容の良いところも悪い?ところも、この普段の暮らしの一部分に入れることだと思います。
だから、こうしてその瞬間に家族がいて、一緒にその感動を共有できるんだと思います。
きっと後で話に聞くより、ずっと互いの心に響くから、おばあちゃんもちゃんと家族のひとりとして、その輪の中心にもなれると思うのです。

たかっち。さん、少したかっち。さんに近づけたかな〜?
また、広島まで足のばしちゃおうかな?
あ、そのときは「たかっちシャンプーセット」で、シャンプーしてなんて言いませんから。。(笑)
Commented by veronica-t at 2010-09-23 09:18
はるのさん
ふふふ。。(笑) 不思議でしょ。。
私たち世代から後の世代には想像できないと思います。
私がこの仕事に入った当時は、自分でシャンプーしたことのないお客様多かったですよ。
ずっと結い上げしてて、パーマ全盛期に入ってもきちんとセットされてたこの年代の方は、早くて一週間、遅くて一ヶ月のサイクルでシャンプーセットに来店されていました。
セットされた髪には、ヘアピースや毛髱も中に入れられていて、その形を長いこと維持するんです。
ほんと、その技術たるもの凄かったです。
そして、そんな時代も終わり、巷に洗いっぱなしパーマヘアーが流行り出したころ、みなさん本当に大変でした。
「どうやって洗うだかね!?」と、真剣にみなさん聞いてこられましたよ。
・・はるのさんにコメントの返事を書いていた思ったんですけど・・
私たちの年代の美容師さんって、すっごい時代の変化のときを過ごしてたんですね〜
ストレートパーマも無いころも知ってるし・・(苦笑)

この仕事、根気と体力と経験です。
本当に、家族の想い・・その家庭によって違いますが、いつも感動をもらっています。
指名・・あると良いな。。(小声で。。でも力強く。。)
Commented by veronica-t at 2010-09-23 09:54
鍵コメさん
コメントへの返事、早く書かなきゃって気になってたんですけど、こんなに遅くなってしまってごめんなさい。。
へーーーっ!知らなかったっていうか、早く話してくだされば良かったのに〜
って、なかなかそんなゆっくりした時間なかったですものね。。
でもね・・不思議と気になる存在さんでしたよ。。
なんか惹かれるところがあったんですけど、まさかそうだったんですか〜(笑)

まだまだ小童ものの私が偉そうなこというのも何なんですが・・
この仕事、やはり理美容の経験をたくさん積むことが大切なのかなって、ここ数年で痛感させられました。
私は介護の資格は取ってません。もちろんあれば良いだろうなとは思います。
また、よく理容の免許もとったらと言われるんですけど、それも考えていません。
意地っ張りで頑固もんっていわれるかもしれないけど・・
私は、美容師で、人間です。
今の私には、これだけで良いと考えてるんですよ。(苦笑)

長くなったので、↓に続きます。。
Commented by veronica-t at 2010-09-23 09:55
訪問先で、私が必要とされているのは、ちゃんと髪をしてくれること。
そして、ここを介助してあげたら・・と思うことを手助けしてあがること・・それだけだと思っています。
実際、訪問先の職員さんからも「ここではきちんと登録されている介護士しか介護できませんので・・」と、はっきり言ってくださる方もいます。
ですから、私のお伺いする施設では、ちゃんとその日の担当の方がいらっしゃるところもあります。
もちろん、介護の世界に飛び込むわけだから、ちゃんと知識があれば、もっとその可能性はひろがると思います。
鍵コメさん、鍵コメさんにはその可能性がたくさん備わっていると思います。
まずは、その心からの笑顔。
これは「しろっ」ていわれても、そう簡単にできない、鍵コメさんの天性だと思います。
一緒に頑張りましょ!!なんだか、とっても嬉しいです。。
コメント、ありがとう。。ほんとにありがと。。
Commented by たかっち。 at 2010-09-23 10:35 x
人それぞれ、なんでしょうけど・・・
あっしもヘルパー資格持ってません。
ヘルパー資格を持った訪問美容師さんの良く使う言葉に、
『利用者さん』『守秘義務』『施設様』
があります。
『お客さま』に対して『噂好きの美容師さん』であり、
仕事をするのはたまたまお客様が生活していらっしゃる『施設』、
だと思うのです。
もちろん最低限のことは守りますが、
それも人として、美容師として、これだけで良いと、
訪問の仕事を始めて3年位して気がついたときヘルパーを取る事をやめました。
『資格=知識』『技術=経験』
お客様には
「資格のあるヘルパーさにんよりも移乗の仕方とか、車椅子の扱い上手よねぇ~~。」
と言っていただけますので。。。
Commented by たかっち。 at 2010-09-23 10:40 x
あ、広島でお待ちしています~~。
ぜひぜひ。。。
今度はシャンプー、してください!!(笑)

出雲にも行ってみたいのですが・・・ね。
全然関係ないのですが、
いりすの丘ってもうやってないんですね、、、
Commented by nageire-fushe at 2010-09-23 11:22
素敵なお話で、心がすごく暖かくなりました。
やはり、いつでも美しいくなりたいと言うのが
心の底にある。そんな心を叶えてあげられる。
そんなお仕事ができるなんて、すばらしいです。
素敵を探す。難しいですよね。
Commented by veronica-t at 2010-09-23 17:26
たかっち。さん
そういえば、前に資格について話をしましたよね。
確か、たかっち。さんも同じ考えなんだ・・って「よし!」と、気合を入れ直して、出雲に帰りましたもの。。(笑)
本当に、資格ってなんだろうって思います。
いくら資格があっても、それを生かしていろいろなことを経験して、自分なりに知識を高めていかなければ、やはり何にもならないと思います。
私もこの頃、いろんな意味で自分のからっぽさに気付いたところです。(苦笑)
今は、もっと学ぶときなんだろうなって・・、もう一度きちんと自分に向き合っていく時期なんだろうなと思います。

こんな意地っ張り&頑固もんですが、お店に寄らせてくださいませ。。
一度、「たかっちセット」のシャワーのスイッチを改造したのを見てもらいたいと思っていました。
良いですよ〜。足でのON・OFF。。
いずれブログにも載せる予定ですが、私はただ「こんなのが欲しい!」とお願いしただけで、構造など詳しいことが説明できません。
実物を、たかっち。さんに使ってみていただきたいです。

あっ、いりすの丘ですか〜もう無いです。
牛の餌やり体験なら言ってください。
natuさんちに、すぐ連絡しますから。。(笑)
Commented by veronica-t at 2010-09-23 21:49
一茎草花さま
コメント、ありがとうございます。
花を活けることと、美容師の仕事は共通するところがあると思うのです。
それは、どちらもその素材の持つ「美」を、一瞬にして上手く引き出して表現することだと思います。
そして素材の持つ「美」は、その表現によって生かされることもあるけれど、ひとつ間違えれば、それを壊してしまうことも・・。
また、その表現された「美」は、同じようで二度と同じものは作れないということも、共通すると思うのですが・・どうでしょう?

>そんなお仕事ができるなんて、すばらしいです。
ありがとうございます。
今、この仕事を続けてきて良かったと思っています。
>素敵を探す。難しいですよね。
えーー、何をおっしゃるんですか〜、あれほどまでに素材の持つ「素敵」を見つけて表現されているのに。。
毎回、しばらくの間、ただジーッと見つめてしまいます。
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