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この時期、天気が良い日には、いろいろな野菜が干してある。
その中で、最近気になっているのがキャベツ・・。 さすがに驚いて師匠に聞いてみた。 答えは単純・・「昔、こうして干してあったな〜と思ったから・・」 昔、先代がキャベツの保存にと、こうして干していたのを思い出したらしい。 そして、どんなものか、ちょっと干しているそうな・・。 ちょっと、不思議な風景・・ うちの師匠は、種や苗を植えるとき、取り合えずその野菜の名前を分かるようにしている。 でも収穫時には、うちの畑で育ったものは、ややっこしい品種なんてどっかにいって、みんな「うちの野菜」と、師匠はいう。 そんなことを考えながら、ある人のキャベツを目にして驚いた・・。 そのキャベツは、雪の下からやっと掘り出された、草子さんのキャベツ。 草子さんの暮らす地域は、今年たくさんの雪が降ったそうです。 野菜の収穫も、その雪が邪魔で畑にも行けなかったと書いてありました。 そして、雪を掘って掘ってやっと出てきたキャベツは、とても輝いてました。 まぶしいほどに・・ 草子さんのキャベツと、うちのキャベツ・・ もし同じ品種だとしても、育った畑でこうも違う やはり品種なんて気にしない、師匠のいう「うちの野菜」でいいのかな・・ どちらも美味しい「うちのキャベツ」なのだから。 草子さんの畑に、穏やかな春が来ますように・・ Top▲
by veronica-t
| 2010-02-23 23:57
| 野良仕事
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Comments(8)
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nature21-plus at 2010-02-24 00:33
なるほど! こういうストーリになるのですか。(笑)
暗闇に気づいたときには、なんだこれー!と思いましたが…。しかし、楽しい話です。
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veronica-t at 2010-02-24 07:37
管理人さま
よく管理人さまがおっしゃる「うちの野菜」について、いろいろ考えました。 店頭で売られている野菜についている名前は、「○○県産」がほとんど。 誰が作ってとか、なんという品種と記載してあるものは、ほんのひとにぎり・・。 美味しい野菜であれば、そんなややこしいこと関係ないかも・・。 夕食に、買ったほうれん草のお浸しを食べた長女が 「これ、おばあちゃんのほうれん草じゃない!味が違う!」と、言いました。 うちの野菜を食べつけている子どもらには、ちょっとした違いで分かるようです。 野菜は最初が同じでも、育った環境、育てた人で、ほんとうは微妙に違うんですけどね・・。
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さな
at 2010-02-24 21:46
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キャベツが干してあるなんて!驚きです。。
重たいから吊るすのも大変だったでしょう。 昔の人の知恵って凄いですね。 ていうか自然と共存するには知恵を絞るしかなかったんですよね。 今の時代、腐って食べられなくなってもお金さえ出せば次のものが手に入る、必要なときだけ使い捨てのものですませられる・・・ 便利になったけど生きる力は乏しくなっているんじゃないでしょうか。 それにしても、ほうれん草の味の違いが分かる娘さんには脱帽です。
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veronica-t at 2010-02-25 06:06
さなさん
ね、驚くでしょ。 私も驚いきましたよ。(笑) 本当は三つ吊るしてあったのを、一つ下ろしたのですが、重かった・・。(笑) 今年のキャベツは本当に大きくて、月刊クーヨンを見てくださった方みなさんの第一声は「大きなキャベツ!」ってな感じでしたから。(笑) きっと吊るすのは大変だったと思います。 昔の人は凄いな〜と思います。 頭で考えるんじゃなく、「してみっか」と、まずはやってみる。 で、いけなかったらやめて、良かったら人にも教えてあげながらずっと続けていく。 ほんと、すごいです。 >便利になったけど生きる力は乏しくなっているんじゃないでしょうか。 そうですね〜、そう思います。 なにか全てデーター化されて先を読む・・みたいになってから、「してみっか」みたいなことをしなくなったように思います。 ほうれん草の違いとか、うちの子どもらは(私も)なぜか分かるんです。 でも、反対に「うちの野菜じゃないから・・」って言われるのもちょっと・・ね。(笑)
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green-field-souko at 2010-02-26 11:05
ぜーはー。ぜーはー。
ようやっと、おじゃまできました。 うちの師匠も野菜の名前、おぼえないですねえ。その気がないようです。 自家採種もしていた世代なんで、名前なんぞは記号みたいなものと思えば、 あまり意味を感じないのかもしれないです。 あ、わかる、わかる。うちの野菜は「顔」で判別できますよね。不思議なことに。 ですね^^ 子どもの舌って優秀なセンサーだと思います。姪・甥もうちの野菜じゃないとツベコベ言います。 それとね、飼っている軍鶏どもが、これまたワガママで。よその野菜だと食べないの。 より安全な無農薬有機を、ちゃんと認識できているみたいなんですよ。 それはそれで面倒くさいといいますか、「きみたち何様!?」困ったもんです。
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green-field-souko at 2010-02-26 11:11
>草子さんの畑に、穏やかな春が来ますように・・
ありがとうございます! 畑の雪は今、どんどん融けていっています。 例年ですと、耕して畝を立てるのが4月、種苗を植えるのが5月の連休。 気持ちは急きますが、こればかりは待つしかありませんね。
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veronica-t at 2010-02-26 18:18
草子さん
お・お・おお〜〜、草子さん そちらはこの冬の大雪で、お出かけは大変でしたでしょうに ようこそいらっしゃいました。 草子さんの師匠さんも、うちの師匠も、やはり長年の経験者はそんなことに拘らないようですね。 そんな師匠が育てた野菜だからそれに答えて、「うちの野菜」の顔や味しているのかな〜。 しかし、うちの子も、草子さんの姪っ子ちゃんも甥っ子君も、大人になって家から出て暮らすようになったとき、どうするんだろうな〜。 「野菜ってさ〜」な〜んて、友達相手に何時間も語ったりして。(笑) さすが軍鶏。 恐れ入りました!!(笑)
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veronica-t at 2010-02-26 18:26
>気持ちは急きますが、こればかりは待つしかありませんね。
本当ですね。 畑の土も、命を蓄えているのですから・・。 やはり、草子さんの畑と、うちの畑では1ヶ月くらい違うのかな〜。 うちの師匠はマイペースなので、ご近所さんの畑より何でも少し遅いです。 もちろん、南瓜など人様より早い野菜もありますが、ちゃんとうちの畑と向き合っているからと弟子は思います。(笑) だからね、店頭に並ぶ‘春野菜’に驚くのです。 まだ、うち耕したばかりだよってね。(笑)
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