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掘り炬燵
寒い冬、我が家に欠かせない暖房は、掘り炬燵。

掘り炬燵にしているのは、薪を焼べてお風呂を焚くからか・・
それとも、掘り炬燵があるから、お風呂を焚くのか・・

お風呂を焚いて作る「炭」は、掘り炬燵に欠かせない大切な資源。



我が家は毎晩、薪を焼べてお風呂を焚く。
焚口から煙が出なくなった燠を、けし壷に入れて冷ます。
冷めたら、よく乾かして「消し炭」を作る。



毎朝、「消し炭」を火にかけて、赤々とさせ

掘り炬燵_b0169869_20292530.jpg


その間に、「たどん」を二つと「消し炭」を少し、炬燵の中の灰をかき分け入れておく。
火の粉が辺りに飛ばぬよう、赤々と燃える「消し炭」を、そっと置く。

掘り炬燵_b0169869_2035537.jpg


そして、そのまわりだけ、ほんの少し灰をかける。
火がおきるまで触らず、しばらくそのままに・・。

掘り炬燵_b0169869_203905.jpg


灰が飛ばないように、そっと布団をかぶせ、燠がおきるのを待つ。
しばらくして、布団が熱くなる匂いがしたら、燠がおきた証拠・・
すっぽり灰をかぶせる。
後の火加減(熱さ加減)は、この灰のかぶせ具合で決まる。




掘り炬燵だから、お風呂を焚くのか・・
お風呂を焚くから、掘り炬燵なのか・・


これって、当たり前過ぎて考えたことなかったなあ。
我が家にとっては、どちらも欠かせないものだから・・。
Top▲ by veronica-t | 2010-02-07 21:16 | 焔のある暮らし | Comments(15)
Commented by mukouno-tani at 2010-02-07 22:14 x
>焚口から煙が出なくなった燠を、けし壷に入れて冷ます。
その冷めた燠を、よく乾かして「消し炭」を作る。
これだ!けし壷だ。消し炭だ。風呂を焚いた後にまだぼうぼう燃えているのがもったいなくて、利用法はないかと、昨日風呂で火を焚きながら燻製やってみたのですが、寒くて寒くて。早速、消し炭法ためしてみます。
掘り炬燵って、やっぱり暖かさが違うのだろうか?


Commented by veronica-t at 2010-02-07 22:45
mukouno-taniさま
掘り炬燵、あったかいよ〜〜!!
部屋全体が暖まるよ〜。
って、誘ってどうする。(笑)

でも、消し炭は、絶対真似して欲しいなあ。
これさえあれば、いつでも!何にでも!どこへでも!です。(笑)
例えば、「ぐるぐるパン食べたいな〜」ってとき、サッと手軽にできますよ。
うちの子らは、店頭で炭が売られているのを見て、「うそっ?!炭って売れてるの?」と驚いてました。

消し壷を去年新しく変えたのですが、それまで使っていたようなサイズはなくて、とても小さく、しかも値段は結構していました。
そのとき、欲しかった火鉢も探したのですが、これも手頃なものがなかった。
火鉢も掘り炬燵の道具も、今は暮らしの道具から骨董品扱いになっているようで、手頃に手に入らないのが困りものです。

でも消し壷、ひとつあると便利です。
ぜひ、試してください!
Commented by nonisaku-hana at 2010-02-07 22:53
うわ~~~、忘れれた~「けし壷」の存在!
>しばらくして、布団が熱くなる匂いがしたら、燠がおきた証拠・・
懐かしい匂いです。
やはり掘り炬燵健在だから、知恵が受け継がれるんですよね。

>後の火加減(熱さ加減)は、この灰のかぶせ具合で決まる。
そうそう省エネも人力、当然サーモスタット付いてませんから。(笑)
灰も今では貴重です。火鉢があっても灰がないと…使いものになりません。

mukouno-tani さま
>掘り炬燵って、やっぱり暖かさが違うのだろうか?
違います!違います!!ゼンゼン、違います~~!!
お宅でも、ぜひ掘り炬燵に!
なんて…すみません、つい言いたくなって。

Commented by veronica-t at 2010-02-07 23:18
hanaさん
けし壷の存在、hanaさんだけが忘れてませんよ。
必要なくなったから、売れているお店も限られるし、店でも隅っこにひっそりと置かれ、その種類も少ない・・。
まだ作られていることが、嬉しかったりします。(笑)

家の中に火があって、しかも布団の熱くなる匂いって・・
電化住宅が安全と言われる今、これってメチャクチャ危ないじゃない!って思われる人もいらっしゃると思います。
でも、hanaさんが言われるように、全て人力なんです。
自分で確かめることができますから・・、しぜんと気をつけています。

掘り炬燵、本当に良いものでお薦めしたいのですが・・
正直、作るのも壊すのも大変な作業です。
しかも、我が家は留守番する年寄りがいてくれます。
そう思うと、なかなか・・(笑)
でも、hanaさんのお気持ちは伝わっていると思います。ありがとうございます。(ペコリ)
Commented by kaeruskiy at 2010-02-07 23:21
おおおお。掘り炬燵、初めて見ました。
うどんやさんとかで、掘り炬燵式になってますよ、って正座しなくてもよい座卓ありますが、あれしか見たことがありませんでした。

布団が熱くなる匂い・・・。未経験です。

薪風呂の火をつけるのに精一杯で、次の日、ラッキー昨日のやつがあるから燃えやす~い、としか「消し炭」(も知りませんでした)のことを思っていませんでした。その先に掘り炬燵というのがあったんですね。

「灰のかぶせ具合で決まる」うわ~すごくかっこいいです。
Commented by veronica-t at 2010-02-07 23:36
kaeruskiyさん
>薪風呂の火をつけるのに精一杯で、次の日、ラッキー昨日のやつがあるから燃えやす~い、としか「消し炭」(も知りませんでした)のことを思っていませんでした。
これ!これです!!
けし壷が何であるかって、このラッキーと思えたから出来たんだと私は思っています。
だって、便利だもの。(笑)

**消し炭の作り方**
・煙の出なくなった燠を、けし壷に入れる。(煙が出るものは×)
・ある程度、けし壷にたまったら、平らな入れ物に入れ替えて、天日に干す。(うちは、網を木枠で囲ったものに入れ替えしています。)
・よく乾いたら、袋に入れて保存する。(うちは空いた肥やし袋に入れて、口をしばって保存してます。)

*使用中の注意*
・使うとき、じかに触った手で、鼻の下なんぞ撫でたら立派なヒゲが出来上がります。くれぐれも注意を・・
Commented by nonisaku-hana at 2010-02-07 23:44
>しかも、我が家は留守番する年寄りがいてくれます。
 そう思うと、なかなか・・(笑)

そこですよね~。今留守番してくれる人・・・
炬燵にあたってくれる人の存在も資源の有効利用?にも大切です。
なんか変な言い方だけど。解ってもらえるかな?(笑)

わが町には古くからの「よろずや」さんも健在です。きっと「けし壷」も。

実家の大きな掘り炬燵、壊さずに蓋して畳の下のはず・・・。聞いてみよっと。

それにしても、今日はよくコメがかぶるね~。(笑)
Commented by veronica-t at 2010-02-07 23:54
kaeruskiyさん
うちの掘り炬燵は、浅い形のものです。
少し離れた土地の方は、「椅子に座るように足を下ろしていた」と、おっしゃっていました。

>布団が熱くなる匂い・・・。未経験です。
布団が熱くなるって、ちょっと怖いですけど、火事になりかけたことは一度もありません。
きっと、ほとんどの方が未経験ですよね〜。(笑)
ちなみに、何かが落ちたことも、匂いでわかります。
このときはすぐに何かをつきとめて、原因がわかると、ときにゲンコツも飛びます。

>「灰のかぶせ具合で決まる」うわ~すごくかっこいいです。
うはっ!嬉しい。(笑)
この役は、けっこう大変で、こんな風にいってもらうと嬉しいです。
Commented by veronica-t at 2010-02-08 00:03
hanaさん
解りますよ。ありがとうございます。
そうなんですよ。この存在に、どれだけ子どもの頃はホッとしたことか・・。

hanaさんの実家には、大きな掘り炬燵があるんですか〜?
うちのは、比較的ちいさなものです。
ぜひ、聞かれたら教えてください。

>それにしても、今日はよくコメがかぶるね~。(笑)
ほんとうですね。(笑)
でも、嬉しいです。ありがとうございます。

あっ、今日は素敵な写真をありがとうございます。
とても嬉しかったです!
Commented at 2010-02-08 00:15
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by veronica-t at 2010-02-08 03:16
鍵コメさま
ありがとうございます。
え、あっ、そうでしたか。ご心配いただきまして、ありがとうございます。
はい、承知いたしました。
Commented by t-haruno at 2010-02-08 21:11
「消し炭」「けし壺」、それからえ~~~と、炭をおこすのは「火起こし」・・・でしたっけ?違ったかしら。
veronica-t さんの子供さん達は、これらの道具と、その使い方を知ってる子ども達なんですよね。
う~~~~~~~~ん。なんてカッコイイのだろう。
前にも書きましたが、私の実家は核家族で町営住宅住まいでしたので、
お風呂こそ薪で焚いてましたが、
炬燵は、もう電気でした。
だから、私は、掘り炬燵の炭を起こす術を知らないのです。
日常の中で、ごく当たり前に経験できるって、良いですね。
ところで、薪のお風呂。
私は、薪焚きと言えば五右衛門風呂しか知らないのですが、今も、五右衛門風呂なんでしょうか?
それとも、タイルばりとか、ヒノキとか、色々あるのかな?
Commented by veronica-t at 2010-02-09 00:41
はるのさま
>なんてカッコイイのだろう。
ありがとうございます、そう言ってもらえると嬉しいです。
子どもが小学校のころ、「授業でマッチで火をつけたんだけど、みんな出来んかったよ。」と、言ってました。
今の暮らしでは、なかなか出番はありませんが、でも出来んより出来たほうが、何かに役にたつかな〜と思います。

薪のお風呂ですが・・
それが数年前に、下水道の工事に合わせてお風呂も新しくしたんです。
もちろん、薪のお風呂にこだわって。(笑)
それがなんと、見た目普通のステンレスのお風呂なんですよ〜。
底板も必要なし!五右衛門風呂で育ったせいか、なんか変?!
焚口は、釜の横です。
釜の横に、上下の管がつながっていて、そこをお風呂の水が通り、
その管は、野外に設置された小さなドラム缶みたいな中に通っています。
そのドラム缶の中に薪を焼べて、管の中の水を温めて、お風呂を焚きます。
あの風呂の縁にあたると「あちっち」となった、五右衛門風呂が懐かしいです。
Commented by exmouthcoco at 2010-02-09 07:25
veronicaさん、こんばんはー。
実家にも掘りごたつはあるのですが、現代の電気タイプです。
炭を使っての掘りごたつを今もお使いなんて素晴らしいですね~。
昔のフランスにも、炭を使ってベッドを暖める器具があったようで、骨董やさんを覗くとたまに見かけます。さすがに使ってる人はいないと思いますが…。
消し壷、最近、ふと考えてたのですよ~。長年使ってきたル・クルーゼの鍋を不注意で焦がしてしまい、エナメルが剥がれてしまって捨てようかと考えて、ふと思いついたのが消し壷!
我が家の場合、春先になると暖炉でできた炭を夏のBBQ用に少しずつ蓄えています。
お風呂も薪で!いいですねー。
Commented by veronica-t at 2010-02-09 09:01
cocoさん、こんにちは!
若いころは、薪で焚くお風呂に掘り炬燵を使っていることが、田舎もん(田舎もんですが・・)みたいで恥ずかしくて、友達に内緒にしてました。
掘り炬燵を使うことを、素晴らしいって言ってもらえることが、こんなに嬉しいなって思ったことありません。(笑)ありがとうございます。
近所でも、掘り炬燵にされている家は少なくなりました。
今でも、これからも使える、我が家の環境に感謝しています。

へえ〜ベットを炭で暖める・・どんな風にするのかな〜。
想像ができません(笑)
あ、反対にフランスの人には掘り炬燵が、想像できませ〜んですね。(笑)
国によって暮らしも違えば使う道具も違うから、なんだか楽しいですね。
ル・クルーゼが消し壷に変身!オシャレですし良いかも!
こっちで売れている消し壷も、もうちょっとオシャレなものないかな〜〜。
風呂と暖炉・・ちょっと道具は違うけど、cocoさん一緒に炭蓄えていきましょう〜。
炭、大切な資源ですよね。
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