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自然の学校・・我が子の育ち
しまね自然の学校・・子供が小学校のころ、毎月持ち帰るチラシに、気になる1枚を見つけた。そこには『・・このような素晴らしい環境の中、子ども達は自主性をもって“群れ遊ぶこと”で「育ち」にとって重要な「生きる力」を磨いていく・・』と、書かれていた。
これが一番我が子に伝えたいことだった。私が子供のころは、兄や近所の子と山に川に出掛け、年長者を頭に走り回りあちこちを探索した。先に行く年長者は、後から続く私たち年少者に、いろいろなことを教えてくれた。危ないところ、足をかけるところ、美味しい実・・どれも年長者から教えてもらった。今、子供らに教えたくても、親の私には教えてやれない。

チラシに書いてある参加費は、キャンプ1万円・・ワンデイ5千円・・。私の収入では、あまりにも高い参加費だった。
何ヶ月も悩んで、身も知らずのスタッフに・・かわいい我が子を預けた。

赤ん坊のころから人見知りの激しい長男は、キャンプに行き数時間たっても、ザックを背中から下ろさなかったと、後で聞いた。スプーン作りでは、初めて手にする彫刻刀で自分の親指を削り、医者に連れて行ってもらい手術をして縫ってもらった。
「キャンプ、どうだった?」と聞けば、必ず無表情で「楽しかった・・」と繰り返す。辞めたいとも言わず・・毎月キャンプとワンデイに出掛けて行った長男。


b0169869_22372957.jpgそんな長男の、自然の学校の卒業を決めたのは、走る車の中で山を眺めながら言ったこの言葉だった。

「お母さん・・僕、あの山よりもっと高い山に登ったんだよ。」
それは、まだ暗く夜が明けきらぬうちに起き、暗闇の中を大山の頂上を目指して歩き、御来光を見るというキャンプのことだった。

「凄く辛くて嫌で、やめようと思ったけど・・スタッフがずっと側にいてくれて・・僕、みんなより遅れたけど頂上に登ったよ。」
「登ったらね、凄く気持ちが良かった・・。頑張って良かったって思った。」

「だからね・・どんなに辛いことがあっても最後まで頑張ったら、あのときみたいに良かったって思えると思うんだ・・。」

いつもなら何を話しているのか何度も聞き返すうちに、私のペースになってしまう長男との会話が、このときばかりは、きちんと自分の気持ちを話してくれた。

「そっか・・。」ダメ母は、この長男の話に、これしか返事ができなかった。


*このブログを読んでくださった自然の学校の代表から、「幼い心に刻んだ大山の黎明です。」と、長男が体験したときの写真のデーターをいただきました。
この写真をみて、我が子も含め参加した子供たちが、キャンプの話を経験の無い親に話せないのは当然だということが、よく解りました。
そして改めて、しまね自然の学校のスタッフの皆さんに感謝します。ありがとうございました。
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Top▲ by veronica-t | 2009-07-22 00:21 | | Comments(4)
Commented by nature21-plus at 2009-07-22 02:11
しまね自然の学校の焚き火小屋の管理人です。(本文を読んだら、申し訳なくて、とても「代表です!」などと言えません。(笑))

しかし、そうですか!だいちゃんの「夜が朝に変わるとき…!」(大山登山の正しいプログラム名です。)には、そんな後日談があったのですか。嬉しいです。
これまで、参加してくれた子どもたちは、総員数で言えば3千人を軽く越えます。ここに、リピーターの存在を考慮すれば、実際に来てくれた子どもたちは千人ぐらいでしょうか。
つまりは、千人の子どもたちそれぞれに、だいちゃんのような後日談があります。

じつを言えば、高い参加費ではあるのですが、自然の学校の専従スタッフは、全員が無報酬です。(収入はそれぞれ、べつに持っています。)にもかかわらず、メンバー全員が十数年も続けてこれたのは、子どもたちとの関わりに学ぶこと、そして、後日談もふくめ、子どもたちや、お母さまたちからいただく感動です。

つまりは、スタッフも、子どもたちと一緒に育って来ました。

素敵なおはなしを、本当に、ありがとうございます。
Commented by nonisaku-hana at 2009-07-22 02:54
こんなにも貴重な体験を、何ヶ月も悩んで息子さんにプレゼントされたお母さん、「そっか・・。」と、とても素敵な相槌をうてるお母さんのどこがダメ母???
わが子に伝えたい「明確」なことが、このわたしにあるんだろうか・・・と、今更ながらに思います。自分自身に野山の探索の経験すら無いのですから。野外体験が全てとは思いませんが、あなたの、そのバックグラウンドがとても素晴しいものに違いはありません。

ひとりの人としての「育ち」には、卒業はないように思います。自分を変えることより、今の自分に何かをプラスしていく方向でいこうかな・・・と思うこの頃です。根が怠惰で、なかなかですが(笑)
veronicaさん、そして管理人さんに脱帽です!

Commented by nonisaku-hana at 2009-07-28 23:39
素晴しい写真が追加されて、どんなに貴重な体験だったかと…改めて感じました。この黎明の感動を共有できた仲間たち、支えてくださったスタッフさんへの感謝も、全身全霊で経験できたことは筆舌につくしがたいことでしょう!!!
Commented by nature21-plus at 2009-07-29 03:59
漆黒の天空と夜の闇に閉ざされた大地とのはざまに、まずは初めに金色の小さな光が灯ります。

これがほんの少し大きくなって、手前に、ゆっくり動き始めます。どんどん加速する光が金からオレンジに、そしてピンクと紫色にも白にも色を変える尾を、長く長く引きながら…

ぐんぐん…ぐんぐんと、こちらに向かってきます。ぼくの隣にいた少年がつぶやきました…

「すっげえぇーー!銀河鉄道だー!!!」

そうです。夜の闇と漆黒の天空とを、まさに、銀河鉄道が切り裂くように朝の光と夜明けとを引き連れてくるかのようです。

そしてその後は、あのバラ色の「アルペンローゼ」の真っ只中、全員が、ある種の幸福な思いの中に、ただただ呆然と……

たしかにこんな体験、はじめてだったら言葉になんか出来ないかも知れませんね。

しかし、これが、おいらが、子どもたちに体験してほしかった「夜が朝に変わるとき…」なのです。
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